見出し画像

筍どろぼう

何度も書いていますが、先週は木曜日の朝から土曜の夜まで出張でした。
出張の前、裏の竹やぶに筍が何本か出ていたので、帰って来てから日曜に丁度掘れるかな、大きくなりすぎるかな、と思っていました。
日曜はあいにくの雨でしたが、カッパの上下を着て、長靴を履いて竹藪に行きましたが、あれっ?ないぞ。

3本ほど採るにはとったのですが、見渡すと、まだ筍の皮が残って中だけ取られているのが4本ほどありました。あらっ筍どろぼうだ。

パンどろぼうならネズミですが、どうやら猪なのか?しばらく出ていなかったけれど、今年は天気が少し不順なので久々に出没したのだろうか。

竹藪は一応フェンス等で囲んではいますが、小さな猪や他の野生動物ならその下をかいくぐって入ることは出来ます。
裏の筍の旬はGWなので、とりあえず下から入り込まないように、有刺鉄線を買いに行き、雨がザアザア降っている中でしたが、簡単に養生しました。

次の休みの日にきちんとしようと思いますが、それでも今まで有刺鉄線はなかったので、ペットを散歩させる人が近づくといけませんから(ペットがおしっこしに近づく可能性もあり)、女房に頼んで張り紙をしておいてもらうようにしました。

さて泥棒と言えば高島屋の純金茶碗の泥棒です。

泥棒よりも我が国はお粗末になったなぁ、と思うのが買い取って転売した古物商。
ちょうど今年はヘンリー・マンシーニの生誕100年とのことで、彼の名曲を耳にすることが多いのですが、よくかかるのが「シャレード」。オードリー・ヘップバーン主演のサスペンス映画ですが、その中に切手の古物商のシーンが印象深い。これの1時間30分過ぎから。

「I'm not a thief madame, I knew there was some mistake..
No, for a few minutes they were mine, that is enough.」

「マダム(オードリー)、私は泥棒ではありません、何かお間違えになられたのでしょう。
わずか数分でも手元にあっただけで満足なんです」

人間こうありたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?