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  • Suzukitのよれう日記

    2001年宇宙の旅のHALはIBMの一文字前だと聞いたことがありますが、「よれう」とは「ゆるい」の一文字後、広島という地方都市、とっくに還暦も過ぎたジサマのゆるゆる、だらだらの日々と思いをつづります

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2027年統一地方選挙

今日投票の補欠選挙は国政選挙なのだから論点を矮小化して欲しくない。 毎日の社説はとにかく「政治と金」ですから、自民党「安倍派」「二階派」「岸田派」の裏金問題、さらにその処理、あるいは今後の法制ということでしょう。 間違いなく自公にとっては厳しい選挙であることは間違いないが、でも「国政選挙」ですからね、「経済問題」「防衛問題」もあるし、それ以上に今年で廃止予定の健康保険証からマイナカードへの移行はどうなっちゃったのかな? 毎日にはマイナに関してこういうのもありました。 マイ

    • 小説の半分

      出張中に読んだ本がこちらです。英国推理作家協会賞最優秀翻訳小説賞だそうで、複合的な要素や、現在と回想が入り混じっていてなかなか読ませます。 比較的真犯人はわかりやすいのですが、それ以上にこの主人公の生き方が興味深い。監獄で「レ・ミゼラブル」と出会い、「小説の半分は著者が書いているが、残りの半分は読み手が埋めるんだ」という巨漢のフランス人収監者 まあ有名な小説なのでネタバレにはならないでしょうが、この主人公は「ジャン・バルジャン」に心を寄せるのでなく、ジャンの過去を暴こうと

      • 子どもの言い分

        子どもの言い分なのか、ヤクザの言い分なのか。 先ずは子どもの言い分 「足らんかったらお母ちゃんに頼んでなんとかしてもらやあええんじゃろ、でも足りとったら僕が貰うで」 とまあ、自分じゃなくて親がしりぬぐいが当たり前のようにいうのが子どもでしょう。 しかしおんなじことを言っても広島弁流にいうと 「おどれら、ゴチャゴチャぬかすな、銭が足らんかったらわしが出しちゃるわい。ほいじゃが、儲かった時は親の総取りじゃけえのう。四の五のぬかすな。」 と一気に仁義なき戦い風に。 察するとこ

        • 筍どろぼう

          何度も書いていますが、先週は木曜日の朝から土曜の夜まで出張でした。 出張の前、裏の竹やぶに筍が何本か出ていたので、帰って来てから日曜に丁度掘れるかな、大きくなりすぎるかな、と思っていました。 日曜はあいにくの雨でしたが、カッパの上下を着て、長靴を履いて竹藪に行きましたが、あれっ?ないぞ。 3本ほど採るにはとったのですが、見渡すと、まだ筍の皮が残って中だけ取られているのが4本ほどありました。あらっ筍どろぼうだ。 パンどろぼうならネズミですが、どうやら猪なのか?しばらく出てい

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          乗り鉄ではないけれど

          先週の東京出張、久々に色々な路線に乗りました。 先ず木曜日は広島→品川は「のぞみ」 品川→五反田は山手線 五反田→大崎広小路は東急池上線 五反田→浅草橋は都営浅草線 浅草橋→目黒は京浜東北線と山手線 目黒→新横浜は東急目蒲線と東急新横浜線 翌金曜日は 新横浜→秦野は相鉄新横浜線と相鉄本線、小田急線 海老名→西新宿は小田急(ロマンスカー箱根4号)と地下鉄丸ノ内線 土曜日は 新宿→恵比寿は山手線 恵比寿→中野新橋は埼京線と地下鉄丸ノ内線 新宿→広島は中央線快速と「のぞみ」で

          乗り鉄ではないけれど

          In Memory of Dixkey Betts

          先週は木曜の朝から出張。自宅に戻ったのは土曜の夜で、日曜の朝、朝飯を頂きながら金・土と日曜の地元紙を開きました。 基本出張中にニュースや新聞を見ることはなく、また旧ツィも止めたので出張中は浦島太郎です。 ただ広島と違って東京のJRはCMとセットでニュースを社内に流すので目には入りますが、あれっているのかな? そんなこんな新聞を読み返しているとビックリ。ディッキー・ベッツ氏逝去とのこと。とはいえ地元紙には小さく出ているだけですが、大ショックでした。 あわててガーディアンの電

          In Memory of Dixkey Betts

          写真、記録、記憶、想像

          土曜日の午前中は時間があったので久々に展覧会に行きました。 東京都写真美術館です。 目玉は「木村伊兵衛 写真に生きる」という没後50周年の展示です。私が木村伊兵衛を意識したのはやはり「秋田おばこ」。その後、あゝこれも木村伊兵衛の作品だったのかということに気づきましたが、今回の作品は木村氏の写真の素晴らしさだけでなく、足跡を辿ることができ素晴らしいものでした。 増補改訂版を買いましたが、氏の思いが書かれているので、しっかりと読み返したいと思いますが、先は展示会を見ての第一印象

          写真、記録、記憶、想像

          赤い矢とキノコ

          「レッド・アロー」といえば西武の特急を思いうかべますが、このタイトルの本を図書館で借りました。 この本のタイトルのレッド・アローは、ローマからボローニャに向かう主人公の乗った高速特急。正式名は「フレッチャロッサ」です。 フレッチャは、サンフレッチェが3つの矢のもじりですので、直ぐに「矢」ということはわかります。もちろんロッサは「赤」ですね。これは赤ワインからピンときます。 ここに登場する物理学者(彼)との対話で感心したところがありました。 「時間の経過は意識の中で起きる

          赤い矢とキノコ

          smoking ban

          私は朝のテレビはあまり見ないのですが、それでも時計代わりにつけています。この所6時台はNHK-BSのワールドニュース。時々MLBをやるので困っていますが…。 先日のワールドニュースはBBCが「MPs back smoking ban for those born after 2009」つまり「2009年以降生まれた人は喫煙禁止」と国会で議決しそうだというもの。なかなか面白い。元首相のジョンソン氏とトラス氏が反対しているというのも可笑しい。 2009年以降生まれということは

          smoking ban

          プチ高山病

          久々の東京出張、新幹線の窓からは霧か黄砂か、富士山が全く見えませんでした。 先日図書館で借りたこちらの本「山は泊まってみなけりゃ分からない」(石丸謙二郎)なかなか面白かったです。 その中の富士山の登山の話を読んでいて思い出しました。石丸氏は御殿場口から一気に7合目の小屋まで登ったのでプチ高山病に…。そのくだりの一部です。 「高度順化がむずかしい。午後3時に到着した時点で、まったく元気であったのだが、夜になると… 高山病は、日本の山では3000メートルからが、この症状が顕

          プチ高山病

          JAM(窮地、苦境、難局)真っ最中

          総理大臣が米大統領とあってもどんどん円安が進みます。何しに行ったの?夜遊びしに? もちろんイ・イ戦争(前はイラン・イラク戦争でしたが、今回はイランとイスラエル)の影響もあり原油高も必至ですし、円安が進みますから、ガソリン入れなきゃと171円だったので慌てて入れました。 いつも言うように会社から歩いて5分で平和公園。季節も良くなり目立つのは日本人観光客ではなくインバウンドのお方です。 会社の隣のマンションはAirbnbで日替わりで大きなリュク背負った方が出入りしていますが、

          JAM(窮地、苦境、難局)真っ最中

          炒飯はソウルフード

          私は始まりがあれば終わりもある、いや始まりがあるから終わるのは当然と思うし、よく言われるように、人間の日々は生きる営みであると同時に、死に一歩ずつ近ずくものだと思っています。 まあそんな大層なものではないですが、この時期は番組改編の時期でもあります。 私はテレビはあまり見ないのですが、早朝のBSやETVには少々閉口気味です。 ETVは5時半からスタートですが、6時までは外国語講座になってしまいましたし、裏のBSもクラシック倶楽部はそのままですが、やけに再放送が多いんですよね

          炒飯はソウルフード

          幻想に生きる

          幻想に生きるということでしょうか。 いや「書店」が幻想ということではなく、経産省が介入してこの数十年良くなった事業があるかということなんです。それが幻想。 今回も熊本の台湾半導体工場の経済効果を声高にいっています。 しかし私でも記憶にあるのが、広島の東広島半導体の惨憺たる経験。その時だけ良ければ先行きどうなろうが知ったこっちゃない、というのはお役人がどうせその頃はわしはやめてるからという姿勢に基づくものでしょう。 東広島のこれは旧エルピーダメモリを買収したものですが、エ

          幻想に生きる

          春は耳から、胃袋から

          今年はとても季節の動きが不順に感じます。 最初は毎年行く土筆採りがいつもと同じくらいの3月の第3土曜日に行ったのに、もうスギナになっていて驚きました。その時は今年の春は早かったのだな、と思ったのです。わずかながら取って佃煮にしたのは報告済み。 その次はご承知のように桜です。三月中旬からめっきり寒くなって、桜の開花も20日頃から5日ほど遅れ、満開はとうとう4月に入ってから。 それも満開もあれば、8分、5分、いやいや蕾をたくさん抱える木もあり、正直一気にパッと咲くというのが桜だ

          春は耳から、胃袋から

          餃子

          BSの松竹東急のよる8銀座シネマで「トイレット」をやっていたのを録画してみました。 公開されたころ見たのですが、少し記憶があいまいだったので、今回も面白く見ることができました。 今見ればこの映画。多文化、多様化、ジャンダーがふんだんに入っている映画なんですね。 その中で「ばーちゃん」役のもたいまさこ氏、やっぱり存在感がある。セリフなんて終盤に2言しかないのですが、実にクール! その「ばーちゃん」が孫と関係を作って行く中で重要なのが「餃子」。 こういうのを見ると食べたくなり

          島へ

          NHK-BSの新日本風土記は割と好きな番組です。4月の番組改編でちょっと見にくくなった感はありますが、先日やっていたのはこちら。再放送なので、最初の会を見た記憶もありました。 もちろん私が広島で生まれ育ったこともあり、瀬戸内海というのはとても好きです。太平洋や日本海のように荒れることはなく、本当に穏やかで、気候もいいと思います。 この番組の中でも砕石や桜などよく見かける風景も紹介されていましたが、とはいえ一方どんどんさびれているのも事実。少し番組は綺麗に作り過ぎていたような