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子どもの言い分

子どもの言い分なのか、ヤクザの言い分なのか。

先ずは子どもの言い分
「足らんかったらお母ちゃんに頼んでなんとかしてもらやあええんじゃろ、でも足りとったら僕が貰うで」
とまあ、自分じゃなくて親がしりぬぐいが当たり前のようにいうのが子どもでしょう。

しかしおんなじことを言っても広島弁流にいうと
「おどれら、ゴチャゴチャぬかすな、銭が足らんかったらわしが出しちゃるわい。ほいじゃが、儲かった時は親の総取りじゃけえのう。四の五のぬかすな。」
と一気に仁義なき戦い風に。

察するところ、発言元の橋下氏、維新の面々は腹の中は広島弁でしょうね。
関経連の会長の「赤字になるとややこしい。誰が払うんやとなるわけで」「関東で機運を高める必要がある」はこれまた馬鹿馬鹿しい。
あなたも「儲かった時は親の総取り」でこの船に乗ったくせに、自分らの儲けのためにやる万博の赤字をなんで近所でもない人が持たにゃいけんの?

さらに彼らはこの後、跡地を賭博場にするんでしょ?このタイミングで一平君のギャンブル依存症が騒動になっているのもなんだかね。
以前からアップしていますが、賭博場は博打をする人の問題(一平君)みたいなこともあるし、汚い金には汚い輩、ビジネスが近づいてくるのは古今東西当たり前。そんな賭博場の前舞台を務める万博が綺麗なビジネスであろうはずがない。もちろん主役はマネーロンダリングですわ。今は円安なのでそりゃ世界中のブラックマネーがご到来確実ですが、日本は資金洗浄国としてどの面下げて外交するのかな?

しかしやはり彼もどうもお粗末です。

木を見て森を見ずなのかな、私は近代国家は国と国民の「権利と義務」のせめぎ合いだと思っています。権利があれば義務もあるが、義務があれば権利も当然ある。選挙権も権利ですが、じゃあその相対する義務とは何か?
かつては制限選挙でしたから納税額によって選挙権の有無がありました。「権利と義務」は「選挙権と納税」だったわけです。過日選挙権年齢が18歳になった時にも書いたことがあるのですが、じゃあ18~20歳は選挙権の代わりにどういう義務を負ったのかと?
私はこのキナ臭い時代ですから、その義務として徴兵もありうると思います。特にこの議論でいうと0歳児は納税年齢になるまで権利は持つが義務がないわけですから、徴兵適齢期にじゃあ一括して義務を返して、と徴兵されることもありうると思っています。そんな馬鹿な!と思うのですが、この首長かつ政党代表がこの「権利と義務」には触れずに、白々とその話をするのが甚だ信用が出来ない、いずれ義務を持ちだす輩なのだろうと思います。
万博でも「払やぁええんじゃろ」と尻まくるお方ですから、何言うかわかりません。

それと保護者の代理投票なんて意味わからん。父と母が同じ候補者に投票すればいいが、別々はあるし、事前に誰に入れるんか?なんて夫婦間で確認するのは、秘密投票の原則(誰が誰に投票したかが、わからないよう投票の秘密を守る)にそもそも違反しているでしょう。で、代理投票権はどう渡すつもりなん?思い付きだね~。

嫌な気持ちを招く前に綺麗な音楽で心を整えましょう。「子どもの言い分ならぬ、ドビッシーの「子どもの領分」です。

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