見出し画像

炒飯はソウルフード

私は始まりがあれば終わりもある、いや始まりがあるから終わるのは当然と思うし、よく言われるように、人間の日々は生きる営みであると同時に、死に一歩ずつ近ずくものだと思っています。

まあそんな大層なものではないですが、この時期は番組改編の時期でもあります。
私はテレビはあまり見ないのですが、早朝のBSやETVには少々閉口気味です。
ETVは5時半からスタートですが、6時までは外国語講座になってしまいましたし、裏のBSもクラシック倶楽部はそのままですが、やけに再放送が多いんですよね。また時々MLBになっていて、朝からなんで野球見にゃいけんのじゃ!ということも多し。
とはいえ6時台には出勤するので、無きゃないでいいわけですが、困ったのはラジオ。

ラジオはNHK-FMの5時台だった「古楽の楽しみ」が6時台に繰り下がり、5時台は語学講座になってしまったのが一番ショック。

いやいやそれ以上にショックだったのは日曜の早朝にTOKYOFMでやっていた「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」が終わっちゃったこと。これはガッカリしました。この番組の田中美登里氏は本当に幅広い、ジャンルとユニークな音楽を紹介してくれていただけに、じゃあこれからはどこから仕込めばいいの?と途方に暮れるのです。
サブスクなんかでご推薦の曲は、結局自分が普段聞く音楽ジャンルの延長ですから、飛び地にあるような曲にはたどり着けないのです。

とはいえ、冒頭に書いたように終わりがあれば、また生まれる番組ももあります。この4月からボチボチ聞いているのは共にインターFMなのですが
月~金の朝にある「The living Path of Music」と月~水の午後にある「紅茶花伝 presents ほどけるラジオ」です。
両方とも5分間番組。まあ聞き始めたのは共に好きなキャストだからですね。
「The living Path of Music」は金沢雅美さんで、一日おきに日本語と英語で同じ内容をやるのが面白い。もちろん金沢さんいいですよ。

そして「ほどけるラジオ」は深川麻衣さん。彼女は「まんぷく」でも見ていたのですがはまったのは「日本ボロ宿紀行」で実によかった。その後「特捜9」にも出ていますが、彼女はコメディ要素がある方が光ると思います。

その「ほどけるラジオ」ですが聞いていたら彼女は「磐田」の出身と知り驚きました。私の両親も出身は磐田、いや鈴木の本家も磐田にあります。
深川さんが好きな料理、ソウルフードとして「チャーハン」をあげて、「磐田の中華」と紹介されて、磐田出身と知ったわけです。
もちろん地縁血縁は全くありませんが、聞いていたらまた「磐田」の話が出るんじゃないかと楽しみです。
ついでに聞いた翌日はコンビニで「チャーハン」選びました。会社の近くには町中華が本当に無くなってしまって…。

ずいぶん昔、四半世紀前ですが、フィンランドのヘルシンキに行ったことがあります。空港からホテルに着いた時間は夕方の6時頃ですが、行ったのが11月頃でしたからもう暗いのなんの(感覚では3時前には暗かった)。
ホテルにはレストランがなく、腹すいたので街に出ましたが、この日が日曜ということもあり、軒並み閉まっていました。
30分ほどうろつきようやく見つけたのが中華料理屋さん。まさかヘルシンキで中華を食べるとは思うっていませんでしたが、とにかく空腹だったので、店に入り頼んだのが、これなら間違いないだろうと「チャーハン」でした。
味?まぁ人生で1番トホホのクラス。フィンランド人好みの味付けだったのかもしれませんが、それでも十分美味しくいただきました。焼き飯、チャーハン、ビリヤニいずれも好きです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?