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春は耳から、胃袋から

今年はとても季節の動きが不順に感じます。
最初は毎年行く土筆採りがいつもと同じくらいの3月の第3土曜日に行ったのに、もうスギナになっていて驚きました。その時は今年の春は早かったのだな、と思ったのです。わずかながら取って佃煮にしたのは報告済み。

その次はご承知のように桜です。三月中旬からめっきり寒くなって、桜の開花も20日頃から5日ほど遅れ、満開はとうとう4月に入ってから。
それも満開もあれば、8分、5分、いやいや蕾をたくさん抱える木もあり、正直一気にパッと咲くというのが桜だと思っていただけに、これだけバラつくと少々物足りません。

さらに4月に入って二週続けてボチボチどうかなと裏の竹やぶで筍掘りなのですが、全然ダメ。なんだか猪らしいものが掘った後もありますが、全然出ていません。まあこれはGWあたりが盛りなので、出だしだから…とは思いつつ、やはり不順だなあとも感じるのです。

そうそう、4月の第一土曜日にいった「天国に一番近い里」でしたが、これもアップ済みですが、菜の花と桜はよいのですが、花桃がまだまだ全然開いておらず残念でした。まあ1週後なら何とかと、今度第2土曜日は天気も良かったので、女房+お袋もつれていきました。
さすが今度はバッチリ。とてもきれいでしたこうでなくっちゃ。

先週
今週

でも昨年はこの状態が4月の第一土曜日に見られましたので、やはり班着くくらい遅れていると思っても良いのかもしれません。
帰りの道の駅で「わらび」「こごみ」も買い、帰ってから竹藪を覗いたら、1本出ていたので、日曜は筍とワラビで若竹煮、さらに胡麻がたっぷりかかった人参とワラビの炒め物も作ってもらい頂きました。

今回も邑南町の日本酒「池月」がお供で、春を頂きましたが、少々ワラビが柔らかい感じで、もうちょっとコシがあったほうが良かったかも,美味しかったんですけどね。どうも柔らかいのは調理でなく季節の不順に問題があるのではと感じた次第です。

最後ですが、毎朝この時期明るくなると鳥の鳴き声が聞こえるのですが、今年は明るくなると鴉の鳴き声だけしか聞こえず、どうなってるんだろうか?と思っていましたが、今朝は裏の竹やぶからようやく鶯の鳴き声が聞こえました。
まだまだとちり気味なので、鳴き始めなのでしょう。不順ながら季節は進んでいます。


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