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親にリスペクトを持って接するところから

森永卓郎「相続地獄」を読みました。

私が選んだポイントは以下の3点。

①リスペクトの念を持って親子のコミュニケーションを
→心の中で育ててもらった感謝を持っていても、「ありがとう」というところから始めよう。いきなり「オヤジ、貯金いくら持っているの?」と始めると機嫌を損ねる。

②親の遺産を巡る攻防
→生前に親の介護を献身的にやっていても、「法律上、相続はオレと兄貴と折半だ」となった。

③介護に必要なお金は本人の貯金や年金から払わせる
→あえてビジネスライクに割り切って、けじめをつけるべき。

私の感想

森永さんが自らの経験を赤裸々に語ってくださっていて、すごく説得力のある本でした。

上記①について
私の親も介護が必要になってきました。しかし、リスペクトを表現していこうと思います。そうでないとコミュニケーションをとれずに、森永さんがそうだったように亡くなった後に苦労することになることがわかりました。

上記②について
親の介護に対する貢献も今は評価される法律になってきているようですが、兄弟や親族と争いにならない配慮が欠かせませんね。

上記③について
これも森永さんご夫婦の経験が非常に参考になりました。亡くなった後では相続するのに税金もかかります。かかった費用は都度、本人のお財布から払うべき。

ありがとうございました。

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