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【うつ状態×たばこ】卒煙の是非について問う。

今日から2週間、奥様が不在でいらっしゃるのでしっぽりひっそり自宅で一人で執筆です。
そうそう河原まで行って記事を書く時間もないので…。
さて、今回は今年3月のお誕生日から止してるタバコについて思うところ綴りたいと思います。


禁煙でなく卒煙とは?

煙(タバコ)を禁ずるのではなく卒業すること。
禁ずる=我慢する→いつか我慢の限界が来る→吸っちゃう。
卒業する=過去のことになる。
かどうかは人それぞれですが、僕の場合は、
撲「不安な時、悩んだ時、いつもそばにいて俺を励ましてくれたよね。
でもね、俺、45歳になったんだ。
大丈夫、これからは一人でがんばってみるよ。」
タバコ「お、お前急に何言ってんだよ!いつも一緒に20年以上一緒にいたのに…。
…ほんとに一人で大丈夫か?」
僕「大丈夫。
今までありがとう。
俺、お前のこと忘れないから!」
タバコ「寂しくなったらいつでも帰ってこいよ。
俺たち親友(マブダチ)だろ?」
僕「うん(涙)」
というドラマがあったとか無かったとか。
まぁでもそんな感覚で、禁煙補助剤を使うことなく、ニコチン切れに苦しむことなくさらりと、それはそれは嘘のように8、9ヶ月ほどたばこ無し生活は続いている。

たばこを止して良かったこと。

たばこを吸いたいことを我慢する必要がなくなった。
会議中、移動中、たばこを吸えない環境でたばこを我慢する必要がないのは水の中で呼吸ができるに等しい自由感を感じる。
毎月お小遣いで好きなものを買える。
怖くて今まで計算した事がなかったがどうやら月に15,000円以上たばこ代に使っていたようだ。
当時は平気で1カートン約5,000円をなんの躊躇いもなく買い、本当に欲しいものを妥協して諦めたり似たようなもので誤魔化していたが、今は高くても欲しいものを吟味して手に入れられるようになった。
スノピのチタンマグとかシェラカップなんて夢のまた夢でした。
2年近く辞めたいと思いながら辞められないストレスと、辞めようと思って吸わなきゃ吸わないでイライラするストレスを抱えてきたが今はたばこに縛られない生活がとても楽だ。

たばこを止して良くなかったこと。

休憩のタイミングがなくなった。
ひたすらPCに向き合っていられるのでずっと仕事をしていられる。
一見すると良さそうだが、いつまでも仕事を続けられるので多分無意識に無理をしていると思う。
喫煙所ネットワークが無くなった。
喫煙所には誰かしらいて何かしら話をして情報交換したり、愚痴をこぼしたり、くだらない話で笑い合ったり、何かしらのコミュニケーションがあったが、圧倒的にそういう時間は少なくなった。
もしたばこを辞めていなければ今回のようなこと(うつ状態)にはならなかったのでは?
今まで通りに乗り越えてやっていけたのではと思う自分がいる。

なぜ是非を問いたくなったのか?

結果的にうつ状態になったが、治療法としては、ストレスの環境から離れること、よく休むこと、たばこ、アルコールはやめた方が良く良質な睡眠をとること、等々たばこを吸わないだけでかなりハードルが低くなり、実際アルコールも止して眠剤で寝るようになってから身体の症状(火照り、頻脈等)もかなり改善された。
たばこを続けていれば今まで通りだったかもだけど、たばこ辞めたから結果うつ状態になったかもだけど、たばこ止したから回復が早かったかもだし、今のところだからってたばこ吸いたいと思わないし。
でも今たばこ吸ってて、モヤモヤした気持ちがたばこで和らいでいるのならば、こんなご時世ですけど無理して辞めなくてもいいのでは?とは思っています。
持論ですが「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るには同等の代価が必要になる。」と思っていますので、僕にとってのたばこの犠牲の上に何を得て、何の代価と同等だったのか?
たばこを止したことは良かったのか良くなかったのか。
是非は問うても結論は出ずです。

終わりに…

いつの間にやら「たばこは悪」みたいな風潮になってずいぶん経ち僕も長いこと肩身の狭い思いをしてきました。
さらに持論ですが、たばこよりアルコールの方が人を傷つけたり命を奪ったり、激辛だったり大食いだったりの方が体に良くなかったり、世の中にはたばこより良くないものがたくさんあるのになぜたばこばかり責められるのか辞めた今でも不満に思っています。
今はたばこを吸わないお金や時間の使い方の方が有意義に感じているので、たばこを吸うことはないと思いますが、辞めたから偉いとかいうことはないと思うので、必要と思う限り無理して辞めることはないと思います。

皆さんにとってたばこの有意義って何でしょうか?



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