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プロ作家さんとのお付き合いで

 書くことだけで長年食べている方と、お友達になりました。

とてもありがたく貴重なことだと思いますが、一方で

「やっぱり、わたしは素人だわ」と、思い知らされます。

まず、意識が違う。

「生活がほぼ仕事」

プライベートタイムは、最近始めたというボランティアと、お酒を飲んでいるとき。

以上。(きっぱり)

だそうです。

これは、ワーカホリックな方にありがちな

「寝ているときでも、仕事のことを考えている」

という状態でしょう。

私は、何らかの締め切りがなければ、言葉探しをすることはありません・・・。

ああ、そうか、売れっ子というのは、いつでも締め切りに追われているとも言い換えられるのか。

そういえば、こんなことも教えられました。

「書き出しにかける熱量と時間は、本文全体に等しい」

ある作品を書き上げるのに、仮に24時間かかるとします。

書き出しの一行のみに同じ時間が掛かるというと、この作品には48時間が必要という計算になります。

長くなるほどに時間が要るということですね。

最初の一行で、続きを読んでもらえるかどうかが決まる。長編になるほど、書き出しがより重要になる。

作品一行目の重要性は理解している「つもり」でしたが、わたしの文章なぞ、妥協の産物でした。

「なんかすみませんでした」と、心の中でつい謝ってしまったのでした。


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