「すずこま」の課題③国産トマトはまだまだ生食中心
農林水産省「加工・業務用野菜をめぐる情勢」の資料によると、日本の野菜産出額の品目別割合(令和3年)はネギやイチゴを上回りトマトが第1位です。
スーパーの売り場を見ても、大玉から中玉、ミニトマトまで一年中多品目が並んでいます。
一方で、同じ資料の野菜需給構造データ(令和2年)を見ると、野菜輸入量のうち加工品2,308千トンの内訳はトマトが982千トン(43%)とダントツ1位です。
これはつまり、国産トマトは年中供給できるくらいたくさん生産されているのに、トマトソースやケチ