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内に秘める-すずころ日和 ナイショの内緒-

一年の計、を過ぎてしまった年初め。
遅ればせながら今年の抱負を考えてみた。

1 健やかに生きる

全てはこれに尽きると思う。
健やかに、安全安心に日々を生きていこう。

2 自分の好きを大事にして、掘り下げてみる

今まで自分の中で見て見ぬふりしていた「好き」を認める。
そしてそれをじっくり掘り下げてみる。
きっと、今のわたしをつくっているものが「見えてくる」。
それを見ることで、自分軸がしっかりと立つと思うから。

3 動作や口調をワンテンポゆっくりする

早口だね、といわれたのは中三の高校面談の練習中。

知らなかった。知ってからもう何十年と生きているのに、わたしは今も早口だ。
ゆっくり話しても、時間がそんなに変わるわけでないのに。直したいのに。

品があって落ち着いて、余裕を感じる。そんな柔らかい話し方になりたい。
動作も口調も、一拍を意識してゆっくりとする。

4 立ち姿だけでなく、座る姿や歩く姿も美しく

「姿勢がいいね」
と良く褒められる。これは20代に立てない歩けない腰痛を何度も経験した賜物。
悪いことがあれば、良い副産物もあるものだ。

ただ、座る姿勢は気づくと背中が丸まってしまう。
足を組み、家だとひどい時は椅子であぐら。
歩く姿はたまに身内に注意される。
内股を意識したら?→やんわり外股で歩いている、と。

「立ち姿、座る姿も美しく。そんなわたしは歩く姿も美しい」
今年の標語としたい。

5 どんなものも丁寧に扱う

これは「品が生まれる」仕草、禅宗の教えを説く本の一説にあったように思う。
どんなものも丁寧に扱う。そこに品が生まれる。

「そうか、品って今からでも身につくのか」と、庶民は思うのです。
物を扱う時は両手で。片手で持っても、別の手を添える。
まずはそこから始めよう。

6 ファッションについて自分のスタイルを磨く

断捨離という言葉を知ったのはいつだったか。その前の捨てる技術も読んだのに。
わたしは今も服をたくさん持っている。捨てたり、売ったり。
買う回数はかなり減った。けれど、模様替えをしないクローゼットはまだ実現していない。

「好きなものだけ着続けていい」「10着で生きる」
そんな衝撃的なセリフに胸をえぐられる。

これだ好き。これを着てるわたし最高。
そんな高みに、いけるだろうか。行ってみたい。そうしたらきっと今と違う景色が見えると思う。

わたしは今の景色にずっとモヤモヤしているのに、ずっとちょろちょろと街中で登山の準備を繰り返しているだけ。
そろそろ出発しよう。

今日、一つ振り返る自分への記事を書いた。一歩、一歩でいい。

7 読書をする

物語を読もう。頭が想像で埋め尽くされるような。
別の世界に浸ろう。

8 自分の中の持っているものをアウトプットしていく

わたしは空っぽではない。知らなかったけれど、確かにそうだな、とも思う。

文章を書くこと・絵を描くこと・人や生き物を慈しむこと・感情が豊かなこと・こつこつとそれなりになんでもこなせること・人見知りしないところ
わたしの中に積み上げられて、見えなくなっているものを文字に表して目でみよう。

大丈夫、意外ときっとたくさんある。

9 文章を書く、そして続ける

文章を書こう。それを続けよう。へたでもいい。数をこなせば上手くなる。
見える景色は変わってくる。続ける、休んでもいいから。やめないことが大事。

10 体力をつける

どんなことでも、どんな場面でも最後は体力。
辛いことを乗り越えるのも、楽しい時を思い切り過ごすのも。
まずは歩こう。
すずが毎日計2時間、散歩に連れて行ってくれる。

11 迷った時は「勇気を持って」行動する。または辞める

迷った時、すでに心では結論がでている。とは誰の言葉だったか。
迷った時の結論も、すぐにだした結論も大体は同じものらしい。

もっともらしい理由を考えているだけ。
たぶん、それは合っている。
理由はいわなくていい。結論だけだして、そしてすぐ行動しよう。勇気を持って。

12 物やコトの取捨選択を迅速にする

11に通ずるが、ミニマムにシンプルに生きたい。
特に物の取捨選択、捨てる勇気を持とう。

13 お金を使う時は、お金の向こうになにがあるか。を一呼吸考える

ものを買う時に要不要を考えることはもちろん、そのお金がどう生きるか。を一歩踏み込んだ目を持とう。
お金を使うことで、自分が得るものやサービスが当たり前でないこと、多くの人の手を経て受け取っている対価なのだと、公平で感謝の心を持とう。
客が神様でもなければ、お店が神でもない。
どちらも対等で大事。

14 目の前にいる大切な人こそ、大事にする。もちろん自分も

目の前にいる、自分にとって本当に大切な人こそまず大事にしよう。後回しにしない。そばにいる人にこそ感謝と愛情をもつ。
忘れがちだから、いつも折にふれて思い出す。誰の言葉か。

目の前の数人をみんなが大事にしたら、みんな誰かの大事な人。もちろん自分も。

15 物事の過去ではなく、これからどうするかを考える

起きたことは一度受け止めて、怒ることも悲しむこともしていい。
そう自分の気持ちは大事にして、そのあとはできるだけ少しでも前向きな結果になる行動をしよう。感情はあとからついてくる。結果を好転させることに注視しよう。

16 景色の写真をとる

気づけば子どもの写真ばかり。
最近、花や空を撮った。そうしたら、意外にもその時の情景が思い出された。

景色を、季節を撮ろう。

17 自分も人も褒める、認める

自分のことを愛せないと、人を愛せない。そんな言葉が溢れていると思う。
人を愛せるけれど、自分を愛せない。それはなんかしっくりくる。

だから愛なんて、口がむずむずする言葉じゃなくて、ただ「いいね!」と褒めよう。認めよう。
軽く言えるし、言われてもうれしい。

18 休息を取ることを、意識的にする

どうやら休むことが苦手だったらしい。
休んでいた、つもり。だったらしい。

自分ではわからないもので、休んで休んで時間がかかったけれど、今はびっくりするくらい簡単に寝れます。昼寝もできます。

寝れる、って大事。目安を知れてよかったと思おう。
意識して「元気でいるために、休もう」

19 がんばらない、を許す

頑張りすぎる、らしい。
頑張ってない、と思っていたけれど限界は突破していたらしい。

だから、「まあまあ」と思う範囲を倍以上に広げてみよう。
きっとそれでも今までとかわらない成果を出せるのだろうな。(それ以上かも?)

20 ケ・セラ・セラ

人生はケ・セラ・セラ。

美輪明宏さんの美声が頭にこだまする。今の美輪さんも、若い時の超絶美少年の美輪さんもきっと同じ響きで、魅惑を体現された色気を纏い歌ったのだろう。

今のわたしも心に常に「ケ・セラ・セラ」黄金に輝く金髪を胸に刻もう。
ひよった時は一人で口ずさもう「ケ〜・セラ・セラ〜♪」


ナイショの内緒。
長い抱負にお付き合いいただきありがとうございます。

写真は四国大三島にある大山祇神社、知る人ぞ知る奥の院にある樹齢3000年といわれる大楠。昨年初めて訪れた。
この樹木のもとで新年の秘める想いを馳せる。
加護にアヤカッテ。

あなたにも贈る「ケ・セラ・セラ」

2024年1月吉日  皐月

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