書記の読書記録#986『首塚の上のアドバルーン』
後藤 明生『首塚の上のアドバルーン』のレビュー
レビュー
人口音声により始まる遍歴が『太平記』『平家物語』などの引用をもとに肥大していくのだが,結局は現実世界で何も起きない。話のまとまらないオタク語りといった感じで,話す姿の可笑しさを堪能する作品だと読み取った。
もくじ
ピラミッドトーク
黄色い箱
変化する風景
『瀧口入道』異聞
『平家』の首
分身
首塚の上のアドバルーン
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