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すずめがやってみた英語の勉強法

こんにちは。すずめのえいご屋さんへようこそ。

執筆者のすずめです。

今回はすずめがやってみて意外と良かった英語の勉強法を何個か書いてみたいと思います。

英単語の綴りを効果的に覚える基礎的な方法

まずはフォニックスです。

フォニックスとはアルファベットの英語での読み方のルールを学ぶものです。

たとえば、

a, b, c, d…というアルファベットは、

エイ、ビー、スィー、ディーと読みますが、これはアルファベットの名前のようなもので、実際に単語の中に書いてあるときは読み方が変わります。

たとえば bad という単語ですが、この単語のなかでは、bの単語はビーではなく、ブッという音で読まれます。aはエイではなくェアのような音になり、dはディーではなくドゥッという音で読まれます。

bad は ブッ、ェア、ドゥ

の音の足し算でできていて、続けて読んでみると、

バッド のような音に近くなります。

この単語の中でアルファベットがどのような音になるのか、綴りと音などの関係のルールを学ぶのがフォニックスと呼ばれるものです。

フォニックス的にアルファベット26文字を読みますと下のようになります。

a ェア (エイ)
b ブッ
c クッ(スッ)
d ドゥッ
e エ (イー)
f フッ
g グッ(ヂュッ)
h ハッ
i イ (アイ)
j ジュッ
k クッ
l ルッ
m ムッ
n ヌッ
o オ(オウ)
p プッ
q クゥッ
s スッ
t トゥッ
u アッ(ウー、ユー)
v ヴッ
w ウッ
x クスッ
y ユッ
z ズッ

こちらを使ってひとつ例として単語を読んでみましょう。

petという単語でしたら、

プッ、エ、トゥという音を足し算して素早く読むと、

ペットとなります。

アルファベット26文字の音を今回は書きましたが、アルファベットの組み合わせによる音のルールもある程度決まりがあります。

それらを学ぶのフォニックスになります。140個くらいあるルールを覚えると英単語の7割くらいは読めるようになると言われています。

こちらは単語を覚えはじめた子どもなどにおすすめの学習になります。

140個くらいあるルールなので覚えるのは少し時間は掛かりますが、26文字の音を覚えるだけでもかなり単語が覚えやすくなりますので26文字だけ覚えても効果的だと思います。


英単語の日本人ならではの効果的な綴りの覚え方

次に単語の学習でおすすめなのが、ローマ字です。

ここでいうローマ字は小学校で学ぶ訓令式(くんれいしき)ではなく、中学校で学ぶヘボン式ことを言っています。

ヘボン式とはヘボン博士が作ったローマ字なのですが、このヘボン博士、どのように名前が表記されるのかすずめは気になってなんとなく調べてみました。

Hepburnと表記されていました。

…ヘボン?どこらへんがヘボン??

すずめはこの表記を見た時にあることに気がつきました。

…これあの女優さんと同じでは??

そうです。

ローマの休日で有名な大女優、

オードリー・ペップバーンさんとおなじなんです。

Audrey Hepburn

ヘボンとヘップバーンのところが同じ綴りなんです。

実際に英語で発音された場合は へッバーンみたいに発音されるのだと思うのですが、カタカナとして取り込んで表記した人が違ったんでしょうね。片方はヘボンになり、もう片方はヘップバーンとなったようです。

すずめは英語を勉強する時にカタカナを使うことに目くじらを立てるタイプではないのですが、まあ使うなら元の音に近しい表記なものを使うことが大事なのではないかな?とは思っています。

すみません、話がそれましたね。

話を戻すと、単語の綴りを覚えるときにローマ字を使って覚えるのではいいのではないかという話でした。

英語を話すことが苦手な日本人ですが、海外で話が通じないときには筆談を使えばコミュニケーションを取れる時があります。

この時に日本人はかなり難しい単語を正しく綴れることに海外で驚かれることが多いです。

日本人がなぜか世界でもトップクラスに英語の綴りに強いワケ

すずめはこの日本人が綴りが得意な背景にはローマ字の存在が大きいのではないかと考えています。

例えば September などでしたら、人により様々オリジナルルールがあると思うのですが、エス、イー、ピーといった覚え方ではなく、セプテムベゥルなどローマ字的に自分なりのルールを作って覚えているのではないかな?と思っています。

これ実はかなりフォニックス的な覚え方に近しいものなんですよね。

アメリカなどでのスペリングコンテストではどのようにコンテストが行われるのかといいますと、まさかのアルファベット読みでコンテストが行われます。

どういうことかといいますと

September と問題が出されたら、

エス、イー、ピー、ティー、イー、エム、ビー、イー、アールと答えるんです。

すずめはこのコンテストを見た時に、そりゃネイティブの子どもたちが綴りを覚えるの大変だろうなぁ。と思ったことを覚えています。

ローマ字のか行を例に上げてフォニックスとローマ字の対応を考えてみるとわかりやすいのですが、フォニックスでkはクッという音を表しています。そしてローマ字で日本語のか行を表記するにはka, ki, ku, ke, koとkの音をはじめに表記するところをみますと、日本人はローマ字を学習することでなんとなくフォニックス的なものを使えるようになっていたんだろうなと考えています。

ただローマ字が完璧にフォニックスに対応しているわけではないので、表記と音が異なるところもありますので、ローマ字で英語の綴りが完璧にできるようになるとは言いきれないのですが、上手く利用すれば綴りを覚えることが楽になるのではないかな?と思っています。

英語の先生の中にはカタカナもローマ字もダメ!なんなら英語は英語で教えられるようにならないとダメ!と考えていらっしゃる方もいるようですが、すずめはここのあたりアバウトなので、覚えやすくてわかりやすいなら上手く使えば別に問題ないのでは?と考えています。

今回は勉強の仕方について書いたのですが、思った以上にフォニックスとローマ字で長くなってしまいましたので、また勉強の仕方についての続きなどを後日書いてみたいと思います。

ここまでお読み頂いてありがとうございます。

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