お爺ちゃん
2020.6.27にお爺ちゃんが天国へ旅立ちました。
今日はそのお爺ちゃんとの思い出や別れを記録として日記に残します。どうかお付き合いください。
お爺ちゃんは数年前から入退院を繰り返していました。数日目から様態が悪化し もうぐすかもしれない と言われていましたが、私は福岡に現在住んでいるため実家の鹿児島まで逢いに行くことができませんでした。そして27日に息をひきとったとの連絡があり、すぐに鹿児島へ向かいました。
生きている間にもっと逢っておけば良かった。もっと話をしておけばよかった。と悔やみました。
お爺ちゃんとの思い出を思い返せば、きりがありません。
私のお父さんは長男で、実家は農家。なので農家の後継ぎとして、私のお父さんはお爺ちゃんから沢山のことを学びながら今はお父さんが農家の後を継いでいます。なので小さい頃から、私たち家族はお爺ちゃんやお婆ちゃんと一緒に過ごす時間が多かったです。
すごい田舎で何もない状態を見かねたお爺ちゃんたちは、私たち姉妹に飽きないようにと手作りのブランコや鉄棒をつくってくれたり、長い距離歩いて登下校していた学校の送り迎えをしてくれたり、年に1度は必ず集まる機会を設けて約20人程度のいとこや親せきで宴会を開いたりと、いつも楽しく飽きないようにと、孫のことを考えてくれていた様に思います。
普段は無口だったけど宴会でお酒をかわした時におちゃらけて、とっても可愛らしい笑顔だったお爺ちゃん。地元では顔が広く、小さいころから「お爺ちゃん家のお孫さん?」と声をかけられていました。
お通夜やお葬式では150人超えの方が来ていて、お花もたくさん。お爺ちゃんの素晴らしさや人脈などに心を打たれました。
私自身、お別れの時間はお爺ちゃんとの思い出にひたりながら、お婆ちゃんや家族やいとこや親戚との時間を大切にしながら別れを惜しみました。正直最初は全くお別れの実感がなく、まだお爺ちゃんは何処かで生きている感覚でしたが、時間が経つにつれ受け入れられました。
今まで身近な人が亡くなるという経験をしたことが無く、今回改めて人間の生や死に対して考えました。
生きる上で何を大切にして、死とは何か。
答えなんて分からないし、正直ないと思っています。
でも私の中で3つの気づきがありました。
それは、人との繋がり、当たり前の有難さ、家族の絆です。
お爺ちゃん、教えてくれてありがとう。
お爺ちゃんが残してくれたものを大切にして、私の人生にいかしていこうと思います。
ここまでお付き合いいただき ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?