見出し画像

あたたかく・胃腸にやさしく

週末に、鍼灸院へ行ってきました。
診察室へ入ったら、どんな時にどんな症状が出たか、細かく聞かれるので答えていきます。毎週通っていると、先生の質問に答えられるように自分でもある程度頭の中が整理できて良い感じです。

その後、先生が足やお腹を触ったり脈を測ったりして、さらに質問されます。「昨日甘いものいっぱい食べました?」「仕事忙しくなりました?」とか、結構当たっていてビックリします。先生に、占いみたいですね~と言ったら「いやいや体が言ってるんで」と笑っていました。恐るべし。
それでは今回の診療を振り返っていきます。

冷え対策

今回話していて分かったのは、まず、寒い日は症状が出やすいということでした。先生によると、寒いと体にギュッと力が入って血管が収縮し血流が悪くなるので、めまいや耳鳴りなどの症状が出やすくなるそうです。

メニエールの症状が出る人は、頭がのぼせて足が冷えている状態なので、頭寒足熱を意識すると良いとのことでした。夜眠れない時や頭痛がする時も同じで、頭に上った熱を足まで下ろしてあげれば良いみたいです。
具体的には、考えすぎない・足が温かくなるまで運動すると良いとか。しんどい時にはなかなか難しいですが意識してみようと思いました。

胃腸にやさしく

もう一つ言われたのが、胃腸が弱っているのが気になるということでした。飲食の不摂生が続くと、胃腸が弱って血液や気の巡りが滞ってしまい症状が出やすくなるとのことでした。

飲食の不摂生とは、不規則な時間に食べたり(食べなかったり)すること、甘いもの・味の濃いもの・油っこいものを食べることだそうです。症状が出ているうちはしばらく乳製品もやめた方がよいと言われました。
これに関しては心当たりがありすぎて、言葉の鍼がハートにグサグサと突き刺さりました(笑)

おやつや揚げ物を食べたくなるのは、やっぱりストレスが溜まっているときやホッとしたい時なので、大事なのは食べたいものを我慢するんじゃなく原因を”発散”すること。ちなみに食は発散にならないらしいです。
消化にエネルギー(血)を使うことで、脳に血が回らなくなるので一時的にボーッとできているだけで、発散どころか体の負担になるんだとか。

発散するには、人と話すか、運動するかが良いらしいです。特に私は人に話すのが苦手なので、一人でできるお散歩をオススメされました(笑)
歩くと血流も良くなるので、冷え対策にもなるし良いことづくめです。

まとめ

先生によると、メニエールなど体に症状が出るときは、自分の体をうまく扱えていないときだそうです。どういう時に症状が出るか、自分の弱点を把握すれば、うまく避けたり発散したりできるようになります。最終的には、治療に頼らず自分で自分の体をうまく乗りこなせるように、一緒に考えていきましょうと言われました。

メニエールの原因を仕事のストレスや生きづらさで考えると、どうにも逃げられない気がするし、さらに過去のトラウマを思うと絶望感があるのですが、とりあえず寒い日は温める!ムカついたら歩く!とか対処方法の切り札があるだけで気分が違うなぁと思います。

原因が根深い場合は治療も長期間になりそうですが、気長に続けていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?