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ひとりで銭湯に行けるようになった

昨日、ひとりで銭湯に行きました。
会社を休んで一日中ゴロゴロして、
夕飯を食べてから5kmほど歩いて到着。

いつもの自分なら、「会社休みます」って言えなかったし
銭湯どころかお店の前まで行ってもなぜか入れませんでした。

でも、昨日は「休みたい」「お風呂に行きたい」
思ったことを現実にできてちょっと嬉しかったです。

案外楽勝にできた。無駄な有休、ひとり銭湯。
実はこれ、確実にオードリー若林さんのお陰だと思います。

最近、「ナナメの夕暮れ」という本を読んだのですが
その中に”肯定ノートをつくり、
何でもいいから自分がやっていて楽しいことを徹底的に書き込む”
という方法が紹介されていました。

オードリーの若林さんは”自意識過剰のせいで、自分が本当に楽しいと思うことに気づいていない予感がした”らしい。
だからどんなことでも気づいたら書き込んで、肯定していく。

これを読んでいて私もそうじゃなかろうか、と思いました。
こう言えば怒られる。こうしていれば褒められる。
誰かの後についていけば恥をかかないで済む。
”自分が本当に楽しいと思うこと”なんて考えたこともなかった。

だから、自分が何を求めているのか分からない。
思いがあっても言葉が出てこない。
もちろんひとりでは行動できない。

そのせいで、毎日がぼんやりとつらい。
「無理しないで」「適度に休んで」と言われても
無理している自覚はないし、休みたいとも思っていませんでした。

多少しんどくても普通の顔をする。だまし、だまし。
でも最近、気づいたらつらさが雫のようにポタポタ落ちて
首の方までひたひたと迫ってきている感じがして
ある日突然”普通の顔”ができなくなったらどうしようと
恐ろしくなっていました。

私も肯定ノートを真似してみようと思って
始めてから1週間。
ひとりで銭湯に行けたぞ!
熱を出してないのに有休取れたぞ!!
なかなか単純である。
しょうもないけど、自分にとっては大きな変化でした。

自分の中に、小さな砦ができたような気分です。
これを自分の殻というのかな?
だとすれば、閉じこもらず、もっと広げていけたらなと思います。

オードリー若林の本。
陰キャ気取り、とかナナメに見ていないで
さっさと買って読んでおけばよかったです。
「苦労してましたが色々ありまして、今元気でーす!」
という話はよく聞くけれど、
その”色々ありまして”の部分が具体的に書かれている。
とても実用的。非常にありがたかったです。


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