「「どちらかに決めてくれないか？」」
カヲルとシンジに愛の告白をされた。

東京の小さなアパートの一室で
告白を受けたマイは戸惑っていた。


確かにマイは
どちらとも関係を持っていた。

カヲルは褐色の肌で、さわやかな
一面もあるが情熱的で
一緒にいて刺激的な体験が出来る。
ただ、彼には他にも付き合ってる人が
いるのを知っていた。

シンジは対象的で温和な性格で、
私を包み込んでくれる
心休まる存在だった。
ただ彼には自分より他に
合う人がいるような気がしていた。

カヲルは
「君を幸せにするよ。
一緒に辛い時も甘い人生を歩もう」
と情熱的に告白し

シンジも
「私の優しさで君を包み込むよ。
穏やかな時間を過ごそう」
と優しく告白した。

マイは
「今日は、二人とも一緒みたいよ」
と言った。




「今日は豪華にカレーと
シチューどちらも乗せちゃおう！」

レトルトのお米をレンジに
カレーとシチューを湯せんして
レトルト三角関係を完成させる。

1人会社での鬱憤を食欲で解決する
三十路の女がいた。

【410文字】

雪国育ちのマイちゃん　　　
#お題 【レトルト三角関係】・魅力的な主人公を登場させる　
#毎週ショートショートnote 　
#ショートショート

※
擬人化です。
マイ＝お米
カヲル＝カレー
シンジ＝シチュー

マイはモテモテなので
選べません♥

まだまだグリーンカレーや
麻婆豆腐もレトルトであります♥