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新しい4 #新しい #シロクマ文芸部 #小説

「新しいお友達ができたの♡」
檸檬ちゃんが、台所にやってきた。

「新しいお友達?」
檸檬ちゃんの方をみると
我が家の座敷わらしちゃんが
黄色い髪の子供と手を繋いでいる。

「え?!」
私はスグに時間を止めて、
黄色い髪の子に声をかける。

「迷子?わらしちゃんに
連れて来られちゃったの?」
「失礼な!皆と遊んでいたら、
腹が空いたので連れて着てやったのじゃ」
黄色い髪の子供の代わりに
銀髪わらしちゃんがエヘンっ!と
ドヤ顔で話す。

とりあえず誘拐?ではないようだ。
外の時間も止めたので
誘拐で騒がれる事はなさそうだ。

わらしズと檸檬ちゃん
小人ちゃんと遊んでいると
黄色い髪の子が不思議そうに見ていたので
みんなで雪の中遊んでいたらしい。

みんなが見えるって事は
noteの住人のはずだ。
名前を尋ねると
「ぱこちゃん」だと教えてくれた。

話している間、
台所のお雑煮とお汁粉に
手を出そうとしている
小人ちゃんを慌てて抱えて
5人を畳の部屋で待っているように
お願いする。

ブーブーと言う小人ちゃんに
「お雑煮とお汁粉ダブルで
食べたい人はここのお部屋で
遊んで下さ~い!」
と言うと4人共笑顔になった。
٩(๑•ㅂ•)۶うぇーいと
走り回っているので、ご機嫌は
治ったようだ。


畳の部屋にローテーブルを
出してお椀を並べていく。
雑煮とお汁粉をお椀にいれ
大量の焼き餅を皿に積み上げる。

「お餅は、よく噛んで食べてね」
各自、雑煮にモチを入れたり
お汁粉にモチを入れたりしながら
甘いとしょっぱいを
繰り返しながら食べていく。

雪で真っ赤になった
頬があっという間に
ほんのりピンクに変わっていく。


食べ終わったら
また遊びに行くと
玄関へ走り出した。

「ぱこちゃん!また
遊びにおいで~♫」
手を振ると、ペコッとお辞儀をして
笑顔で、みんなと走っていった。

再度動き出した時間。

新しいお友達が出来て
今年も賑やかになりそうだ。

私は、noteを開き
早速、シロクマ文芸部の
「新しい」お題を書き始めた。

出演してもらった
noterさん


ぱこちゃん幼児化でご出演

伊藤ぱこ|note


ikueさんの小人ちゃんご出演

ikue.m|note



ミモザさんの檸檬ちゃんご出演

ミモザ|note



檸檬ちゃん、黒髪わらしちゃん、小人ちゃん


ぱこちゃん、銀髪わらしちゃん


#新しい  
#シロクマ文芸部  
#小説

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