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イスラム過激派とアメリカ人が戦うTVドラマをどんな気持ちで米国の人たちは見てるんだろう

たまにしか米ドラマを見ないけど、ずっと見てたのが「24」。毎回テロリストと戦って裏切り裏切られの様相はシリーズを通してお決まりのパターンになっている。

見れていなかったシーズン10をAmazonで見始めた。ジャックバウワーはいなくなってしまったが、相変わらずのパターンで24らしさがしっかりとうかがえる。

シーズン10はイスラム過激派vsCTU(アメリカの対テロ組織みたいな組織)で、世界情勢を反映させたドラマなんだろうけど、どうしても分からないのは、イスラム過激派のテロリストを演じている俳優さんってそもそもアメリカ人だよな。どんな気持ちで演じてるんだろう。イスラム教を倒すのが正義だみたいなストーリーをアラブ系の俳優さんが演じることで、アメリカに住むアラブ系の人たちの立場を危うくしないだろうか。

このドラマをアメリカ人はどんな気持ちで見てるんだろう。イスラム教の人はみんな悪いみたいな思想が広まってしまうんではないか、という勝手な心配をしてみるが、実際のところアメリカ人の方が客観的にこういうドラマを見れているんじゃないかな。

ほぼ無宗教の日本人以上に、アメリカ人のほうがあらゆる宗教に寛容ではあるんだろうな。

Photo by Wellington Rodrigues on Unsplash

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