140329_アスパラの親子_

娘と父の”がまん比べ”

“わからないことにイライラする娘”と“わからない・わかろうとしない娘にイライラする父”と。

どちらが先にブチ切れるか、それとも、最後までどちらもなんとか耐えきるか…。

5/17(日)の午前中は、そんな娘と父の“がまん比べ”な時間でした。


函館ラ・サール学園での「算数オリンピックの問題にチャレンジ!」というイベントに父子で参加。

数か月前に学校から配布されたプリントを見て、娘が「行く!」、というので申し込んでいたものの、前日になって事前配布された問題をいっしょに解くと、あまりの難しさに行く気をなくす娘。

1-3年生対象で、3年生でもわかるかどうかというレベルなため、2年生の娘に難しいのは当たり前。

父としては優しく例題を説明しましたが、「むずかしい」という思いが娘の頭にいっぱいになってしまったようでした。

で、当日。最初に出された計算問題で、習っていない割り算を見て、やる気なしモードに拍車がかかる娘。

「かけ算・ひき算を先にやって、結果を式で書いてみ」と言うも、普段はすぐ答えを書くので、途中経過を書くことに抵抗を示す娘。

「考えたことを書くことで間違いにくくなるし、見直しもできる」ということを伝えたかったのですが、答えが出た後、途中式を消して答えだけ清書しようとする娘。

「だっていつもはかかないもん!」、と。
(なぜ、そこにこだわる!、と思う父)

そしていよいよ文章問題へ。

「問題の図をノートに書いてみましょう!」との先生の言葉に、「学校のノートに他のことかいちゃいけないんだよ」、と娘。

なんのために持って来てん!、とイライラが募る父。
机に突っ伏す娘。

こちらも思わず、「やる気ないんなら帰ろか!」、と言ってしまう始末。

その後、わかる問題があって少し気を持ち直し、なんとか最後まで乗り切りましたが。少々レベルが高すぎたようです。


 【父の反省】
「わからない」という娘の状態を受け止めた上で、どう興味を引き出すか。

葛藤する娘の姿を楽しむ余裕が必要でした。

「困難に立ち向かえ!」、と親の想いだけ先行するといいことないですね。

精神修行のような半日でした。。。 〔15/5/18記す〕

あれから4年半。似たようなことはいまだにありますが、親子共に少しずつ成長しているでしょうか?(汗)

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