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10代に夢中で聴いた音楽には(脳科学的に)魔法が宿っている。

ときどき新しい音楽を漁ってみるのだけれど、ざんねんながら聴きたいのないわ! と嘆いている人は多いのではないかしら。いいんですよ、自分の好きなむかしの音楽を好きなだけ聴けばいい。とりわけ十代の頃夢中になった音楽には魔法の力が宿っているそうな。やっぱりね。想像力がゆたかな人はけっしてコドモの頃好きだった音楽を手放さない。


なにかの曲を聴いてとつぜんあなたはおもいだす、あぁ、あれは失恋して辛くて淋しいひとりぼっちの夏だったなぁ、とか。ラジオのあのDJがかけてたね、あの年おれ留年しちゃったんだよなぁ、とか。あ、あのクラブでよくかかってたよ、懐かしいなぁ。あの遊び人のろくでなし、いまなにやってんのかなぁ、禿げ散らかしてたりするとザマミロだな、とかね。十代の頃聴いた音楽は記憶を活性化させ、過去を再現してくれる。



カリフォルニア在住のセラピストの、Nikki Roy先生によると、自分がティーンエイジャーのころ聴いた音楽を聴くと、脳内に神経ノスタルジア(neural nostalgia)として知られる現象が生れる、それは脳内に特別な結合を作り出すそうな。きっとそうだろうな、とむかしからぼくはおもっていたよ。

via Huffpost UK


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