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アメリカで働くには

 自由の国アメリカ、移民の国アメリカとよく言われますが、私の知る限り外国人に対しては全く自由がないです。当たり前と言えば当たり前ですが、まずは自国民を守るの事が優先度高なのでしょうがないかなぁと思います。

1. 働くのに必要なものそれはVISA

 海外旅行に行かれた事がある方はご存知かと思いますが、アメリカで働くには労働VISAが必要です。本当はアメリカに入国するときにも必要ですが、日本とアメリカはVISA免除協定を結んでいるので90日以内であれば特別なVISAは不要です。ただしこのVISAで労働はしてはいけません。見つかると国外追放となり、ブラックリストに入ります。
 日本人はあまり気にしていませんが、日本人のパスポートは最強です。VISAなしで旅行できる国が多いです。会社にいるとある人はアメリカに来るのにVISA申請して、許可が降りるのに1年とかかかる場合があると言っていました。日本という国は世界に顔がきく凄い国です
 本題ですが、馴染みがあるVISAはH1-BL1 もしくはE Visaかなぁと思います。違い等は他の方の説明が詳しいのでここでは割愛いたします。ご参考までにここが詳しいかと思います。
 これらの労働VISAがないと、アメリカ国内で労働はできません。よくNewsとかで聞く不法労働者となってしまします。

2. VISAはどの様に取得するか?

 VISAは自分自身で取得する方法とサポートしてもらう方法に分かれます。前者はアメリカに会社を起業してある程度アメリカに投資金を持っていくと言うものになります。良くTV等でNYのラーメン屋さんとかを見かけますがまさにこの様な場合は投資VISAとなります。後者はアメリカに本社がある企業に就職してVISAをサポートしてもらうというものです。ここでポイントとなるのが、”VISAをサポートしてくれる会社を探す”という事です。時々見かける酷い会社は、業務委託の様にして仕事を渡し、年に2回ほど本社に出張させる。出張旅費は払うけどVISAは自分でなんとかしてということを平気でする会社です。必ず契約書に書いてあることを確認してください。アメリカは契約社会なので文章に書いてあり公的に証明できないと、痛い目に会います。

3. アメリカの会社探し

 日本だと、リクナビ等に登録するとエージェントがマッチングしてくれますが、海外企業となると数が絞られてしまいます。アメリカではSNSが発達しているので、そちらを使用する方が効率が良いです。例えば、
 - Linkedin
 - Glassdoor
 - Indeed

 あたりが有名どころです。 これらに登録すると職種や勤務場所で検索して企業を探す事ができます。Linkedinは登録して就職先を探している風に見せておくと、エージェントからメール等がきて紹介してくれます。
 色々な業種やどの様な職種が今旬なのかを知る事ができるのでキャリア形成の戦略策定と言う視点で見ても面白いです。

アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。