Budapest
ハンガリーのブダペスト郊外には、''子供鉄道''なるものが存在した。
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日本から飛行機で来てくれた姉をブタペストで待つ間、前日に空港泊をしていた時に情報を見つけた、''ブダペスト子供鉄道''(Budapesti Gyermekvasút)に乗車することを決めた。
これは、旧社会主義国の教育の一環として始まったものであるが、社会主義の崩壊後も、子供鉄道の伝統は守られ、現在に至っているという。
その名の通り、制服をまとった子どもたちが、鉄道運行にかかわる主な仕事である、チケット売りや駅構内アナウンス、車掌や信号手などとして働いていた。(なんと応募制らしい!)
12時くらいの電車に乗車したが、1月のオフシーズンだったのと、おそらく寒さにより、乗客はわたしひとり。そわそわしながら電車に入ると、子どもの車掌さんが検札に来た!
その後、無事に発車し、後ろにいる車掌さんたちの様子を伺うと、スマホに夢中。さすが、イマドキの子たちである。
山道を駆け抜けていく電車。動画を撮りながら、ハンガリーの首都であるブタペストにも、こんなに自然があることに感動していた。
また、途中駅にいる駅員さんや信号手さんたちが、みんな子どもであるという景色が新鮮で、驚いた。
最終駅に到着し、駅員さんと車掌さんに声をかけると、車掌ポーズをしてくれた。
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遠く離れた国で、教育に鉄道が用いられ、子どもたちが働いている姿を見て、さらに交流することが出来たことが、嬉しかった。
鉄道員が子どもたちから憧れてもらえる職業の一つであることを、海外で実感。
わたしも将来、誰かの憧れになれるように頑張っていきたいな。
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