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私が小説で書いてみたいもの。宮崎駿を超えるために

私は宮崎駿監督の映画と彼のマンガ『風の谷のナウシカ』をこよなく愛する小説家志望の者である。
中学三年生の頃から、彼の作品を継承し、自分の表現を模索してきた。
彼の作品の中で特に好きな物は、『天空の城ラピュタ』だ。この作品は私がこの世にある芸術作品のうちで最も好きな作品だ。つまり、私はまだこの作品を超える物を作っていないということになる。
しかし、これを初めて見た当初から、少し自分の世界観と違和感があると思ってきた。それは主人公の少年パズーの同世代の男友達などが出て来ないことである。同世代はヒロインのシータしか出て来ない。悪役ムスカはこのヒロインと当分ラピュタでふたりきりで生活するとまで言う。それは私の思い描く悪役像にはなかった。ムスカは友達がいないのか?私は悪役というと暴力で人々を支配して、美女に囲まれて生きるような、山賊のボスみたいなのを想像していた。少年パスーもヒロインがいてヒーローになれるのだが、私としては数人の友達と冒険したいと思った。
少年はグループでつるみたがるものだ。グループで冒険の旅を乗り切ることに私は憧れていた。私の最も好きなアニメ映画は『天空の城ラピュタ』だが、最も好きなテレビアニメは『アニメ三銃士』だった。これは原作の小説よりも好きだ。
私が書きたいのは、同世代の少年が複数出てくる冒険小説なのだと、今、気づき始めている。


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最低な三人の異世界転生ドラゴニア冒険記


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