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【2020シティリーグS1 2位】ホミカガブギラ

はじめまして、ふろーとです。

10/14に開催されたシティリーグ山形にて2位になれたので、備忘録も兼ねて色々書き連ねていきたいと思います。

■大会結果

□予選
1.レックウザGX(バトルシャトレーヌ入り) ○
2.レシラム&ゼクロムGX+アーゴヨン ○
3.ルカリオ&メルメタルGX ○
4.レシラム&リザードンGX ○
5.アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ケルディオGX+ビクティニ ○
□本戦
6.ルカリオ&メルメタルGX+フーパ ○
7.アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ケルディオGX+ビクティニ ○
8.フーパLO ×


■構築の変遷

9/22に開催されたCL東京でも同じコンセプトのデッキを使用していました、結果は3-3と中途半端。
そのデッキリストがこちらです。

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練習や大会を通して、有利であるはずの『レシラム&リザードンGX』相手に必要パーツが足りずに出遅れてしまうことが気掛かりでした。

具体的には、
・ベンチにエネルギーが付いた『ガブリアス&ギラティナGX』が居るにも関わらず『エスケープボード』や『ポケモンいれかえ』が引けず入れ替えられない。
・『ホミカ』が引けずにダメカンを乗せられない。
といった状況です。

その課題を出来る限り解消しようとしたものが今回のシティリーグで使用したデッキリストになります。

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■採用カードの解説

□ガブリアス&ギラティナGX:2
CL東京でもシティリーグでもTAG環境だろうという読みで臨んだためこのポケモンを主軸にしました。
個人的に『ガブリアス&ギラティナGX』か『ウルトラネクロズマGX』主体ではないカラマネロ系統はかなり厳しいのではと思っています。

□ゲンガー&ミミッキュGX:1
恐らく『オーロット&ヨノワールGX』との選択になるかと思いますが、今回は『カラマネロ』が1体でも居れば技を使え、何を引かれても詰み盤面を作れるこちらを選びました。
[ホラーハウスGX+]のドローで引いた『グズマ』や『グレートキャッチャー』でGXポケモンをバトル場に呼び出し、ベンチで育てた『ガブリアス&ギラティナGX』で残りのサイドを取りきるのが基本的な動かし方になります。
余程のことが無ければ[ポルターガイスト]は使いませんが、予選3戦目にて『ルカリオ&メルメタルGX』を1HKOし、そのおかげで勝てたため、もう少し信用しても良いかもしれません。

□マーイーカ、カラマネロ:3-3
枚数の選択肢としては4-4、4-3、3-3のいずれかになり、『ウルトラネクロズマGX』主体であれば迷わず4-4ですが、このデッキでは『カラマネロ』と『マーイーカ』が1体ずつ居れば充分なため3-3にしました。
『ホミカ』の種になることを考慮して4-3にしてみても良いと思います。

□カプ・テテフGX:1
□デデンネGX:1
『カプ・テテフGX』2枚の方が安定はしそうですが、早々に[カラミティエッジ]を使いたい場面ではサポート権を使用しながらさらにカードを引き必要パーツを揃えられるため『デデンネGX』もかなり優秀です。

□ジラーチ:2
序盤に『カプ・テテフGX』を温存出来たり、終盤の『リセットスタンプ』に対して活躍します。
場に1体居れば充分なため2枚。

□ギラティナ(やぶれたとびら):1
[カラミティエッジ]の打点上昇のためにダメカンを撒き、『ケルディオGX』や非GX相手の場合にはアタッカーとしても動きます。
ただ『カラマネロ』ラインが3-3のため継続的な攻撃はしにくいです。
2枚目を入れたいところでしたが、ダメカンのばら撒きは『ホミカ』でも足りており、アタッカーとして動かす場合は大抵サイドを2,3枚取っているため枠の都合もあり泣く泣く1枚にしました。
ミラーではサイドに落ちないことを祈ります。

□マーシャドー(リセットホール):1
『混沌のうねり』へのメタカード。今回のシティリーグでは一度も使いませんでした。
似た役割の『フィールドブロアー』と迷い、ボールで持ってこられるため任意のタイミングで使える点、『ホミカ』の種になる点でこちらを採用しましたが、『エスケープボード』や『鋼鉄のフライパン』をトラッシュしたい場面が何度かあったため『フィールドブロアー』でも良かったと思います。

□マタドガス(ぶっとびボム):3
『ホミカ』で2枚同時にトラッシュしたい状況があるためサイド落ち考慮の3枚。

□ミステリートレジャー:4
□ハイパーボール:2
□ネストボール:2
□ポケモン通信:1
『ハイパーボール』をCL東京の時より減らしており、主な理由としては『ミステリートレジャー』や『トキワの森』でトラッシュしている場面が目立ち、活用出来ていないと感じたためです。またこのデッキはトラッシュ出来るカードが少ないため仕方なく『グズマ』などを捨ててしまい、勝ちきれない場面もありました。
この点を改善するため『ポケモン通信』を採用し、不用意なトラッシュを抑えるようにしています。ただポケモンの枚数が18枚とそれ程多い訳ではないため1枚だけに留めました。

□ポケモンいれかえ:3
『ガブリアス&ギラティナGX』主体の場合、バトル場のポケモンに「やぶれたとびら」でダメカンを乗せるために『あなぬけのひも』の採用率が高いですが、このデッキでは『ホミカ』を採用していることとTAG対面ではこちらのバトル場だけを入れ替えたい場面が多いためこちらにしています。

□リセットスタンプ:2
1体目の『ガブリアス&ギラティナGX』が気絶した時に1枚、後続のアタッカーである『ギラティナ』等が気絶した時に1枚使用するため2枚採用。

□レスキュータンカ:1
序盤に『ホミカ』でトラッシュした『カラマネロ』を回収するためや『マタドガス』を使い回すために使用します。

□グレートキャッチャー:1
『ホミカ』でダメカンを乗せ、そのまま呼び出せるのが大変強力なため採用。枠があれば是非2枚目を入れたいところ。

□ぼうけんのかばん:1
□こだわりハチマキ:2
□エスケープボード:2
構築の変遷の項目にて少し触れましたが、『レシラム&リザードンGX』を倒したい場面ではこの道具2種のどちらかが引けずに出遅れることがありました。
そのため『ぼうけんのかばん』を採用することによって実質的にそれぞれの3枚目を担う形にしました。

□ホミカ:4
□リーリエ:2
□シロナ:1
当初『リーリエ』は4枚でしたが、よく考えると1ターン目と終盤の『リセットスタンプ』の返しでしか使用するタイミングがありませんでした。そのため[カラミティエッジ]とのコンボの成功率を上げるために『ホミカ』を4枚、中盤に起こる「手札はそこそこあるがポケモンが無い状況」では『ホミカ』も『リーリエ』も機能しないため『シロナ』を1枚だけ採用しました。
同じコンセプトのデッキリストを見漁った際、『ホミカ』『マタドガス』が2枚ずつの構築が多かったのですが、それでは2ターン目に[カラミティエッジ]270Dを出すのは難しいです。『リーリエの全力』と違いドロー効果だけでも十分強く、6枚もドローしながらダメカンを乗せられるカードであるため4枚入れても困ることはありませんでした。

□グズマ:2
元々3枚でしたが『グレートキャッチャー』を採用したかっため2枚へ変更。
『ジラーチ』などのHP70程度のポケモンは『ホミカ』や「やぶれたとびら」でダメカンを乗せれば[ちょくげきだん]でも倒せるため2枚でもそれほど困りませんでしたが、非GX主体のデッキを厚く見るなら3枚目は欲しいです。

□トキワの森:3
1回だけ『基本超エネルギー』をトラッシュして『基本闘エネルギー』を持ってくれば役割を終えますが、試合中1回は確実に使いたいため3枚。

□基本超エネルギー:6
先人達が6枚だったためそのままにしていますが、これ以上減らすのはさすがに厳しいと思いました。6枚が最低枚数。

□基本闘エネルギー:3
『ガブリアス&ギラティナGX』を2体育てることと、サイド落ちや[フルメタルウォールGX+]でトラッシュされることを考慮して3枚。


■各デッキへの立ち回り

□レシラム&リザードンGX
大まかな流れとしては『ガブリアス&ギラティナGX』でTAG、その後に『ギラティナ』でGXポケモンと非GXポケモンを1体ずつ倒します。
2ターン目に『ホミカ』『こだわりハチマキ』を使い[カラミティエッジ]、もしくは[ジージーエンドGX]でエネルギーが付いたポケモンをトラッシュに送るのが目標です。
先2[ダブルブレイズGX+]により『ガブリアス&ギラティナGX』が気絶する可能性が大いに有り得るため、1ターン目の手貼りは『基本超エネルギー』にするようにします。
もしこの状況で『ガブリアス&ギラティナGX』が倒されても、『ジラーチ』や『マーイーカ』は場に残り、トラッシュに『基本超エネルギー』が貯まるため、返しに『リセットスタンプ』を絡めたカウンターが決まりやすいです。

先2『グレートキャッチャー』『ククイ博士』『こだわりハチマキ』[フレアストライク]と先3『こだわりハチマキ』[ヒートボンバーGX]で『ガブリアス&ギラティナGX』が2体気絶する流れはどうしてもケア出来ないので、先1で『レシラム&リザードンGX』にエネルギーを5枚貼ってくれるとホッとします。

□アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ケルディオGX
[オルタージェネシスGX+]の返しに[カラミティエッジ]で1HKOを狙います。
先行の場合は[ちょくげきだん]で40D与えることで、次のターンにエネルギーを貼ることさえ出来れば倒せるという状況を作れます。
後攻では『ポケモンいれかえ』と『エスケープボード』を引いている場合のみ上記の動きをするため、大抵は『ジラーチ』をバトル場に残し、パーツを揃えることに注力します。


□ミュウツー&ミュウGX
・炎軸(レッドパーフェクション)
先行の場合は『レシラム&リザードンGX』同様[カラミティエッジ]で1HKOを狙い、後攻の場合では[ホラーハウスGX]で[クロスディビジョンGX+]を防ぎます。
『ジラーチGX』が出ていなければ序盤から[ポルターガイスト]で倒しに行きます。
・水鋼軸(ゴッドパーフェクション)
炎軸と比べ[クロスディビジョンGX+]が無いため安心出来ます。
[オルタージェネシスGX+]の返しに[カラミティエッジ]で1HKO出来れば、そのままGXポケモンを2体倒します。

□ゾロアークGX
『ペルシアンGX』の特性「キャットウォーク」を使わせないことを意識します。
そのため早い段階で『ニャース』に[ちょくげきだん]で40D乗せ、その後『ホミカ』で『マタドガス』を2枚トラッシュし『ニャース』気絶、同一ターンに[カラミティエッジ]で『ゾロアークGX』を倒す動きを狙います。
またハンデスに厚くしていない構築でも『ムサシとコジロウ』と『マタドガス』が1枚ずつ入っていてもおかしくないため、不用意に手札を減らしてハンドレスにされないよう気をつけます。

ちなみに上記のサイド複数枚取りの動きは他のデッキ相手にも転用でき、例えば「ズガドーンGX+アーゴヨン」に対してはこちらのサイドが5枚の状態で『ズガドーンGX』などのGXポケモンに『こだわりハチマキ』[シャドーインパクト]で160D乗せた次のターン、『ホミカ』で『マタドガス』2枚トラッシュするとサイドを一気に3、4枚取れるため『ビーストリング』使用可能ターンを無事に通過出来ます。

□カラマネロ系統
先行を取れるように祈ります。
『ギラティナ』がサイドに落ちないように祈ります。


■終わりに

シティリーグの結果については、相手の事故や当たり運などが噛み合っていた印象でした。
何より決勝トーナメントにおいて、優勝された方と反対のブロックに居たのは本当に幸運だったと思います。

私は今年の2月頃からCL東京の1週間前までゾロアークGX系統のデッキを使い込んでおり、カラマネロ系統のデッキはあまり使っていませんでした。
そのためこのようなデッキを使い慣れていない方でも使いやすい構築になっていると思います。


長々と書きましたが、文章の書き方に自信が無いため改善点などの意見をもらえると嬉しいです。
次も書くかは成績次第ではありますが、その時のために備えておきます。


最後に冒頭で記載したシティリーグの成績に重要な情報を追記しておきます。


□予選
1.レックウザGX(バトルシャトレーヌ入り) ○
2.レシラム&ゼクロムGX+アーゴヨン ○
3.ルカリオ&メルメタルGX ○
4.レシラム&リザードンGX ○
5.アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ケルディオGX+ビクティニ ○
□本戦
6.ルカリオ&メルメタルGX+フーパ ○
7.アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ケルディオGX+ビクティニ ○
8.フーパLO ×(LO)



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> 結局じゃんけん <
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