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有名モノは食わず嫌いになりがちです。

どんなものでも、『有名なもの』ってありますよね。

(小説中心で話を進めていきます)

例えば、有名な賞をとったり、実写化されたりして、本屋さんの目立つところにずらりと並ぶいわゆる『傑作』。

例えば、昔から読み継がれるいわゆる『名作』。

多くの人が読んで、評価されているんだから、きっと面白いんだろうな――と、思いはするのですが、どうやら私は、有名になりすぎたものにあまり興味がわかないようで…。

ひとまず一番有名で今まさに話題になってます!というタイミングでは「あー、あるねそんなの。でも読もう…とは思わないなぁ…」的思考になるんです、なんか。

理由は特にわからないんですが、大勢の人の波にまぎれて読むというのが嫌なのか、自分にとって面白いものは自分で見つけたいのか。
まぁ、そんなできるヤツみたいな思考をこの私の脳みそがしているとは到底思えませんが…笑

でも、たまたま見かけて「そういえば有名だよね、これ」くらいのタイミングだと、読みたくなることもあります。

私の場合は、あさのあつこさんの『バッテリー』シリーズ。
ちゃんと調べたのは今が初めてですが…、すごいですね。
単行本と普通の文庫、角川つばさ文庫に漫画化ドラマ化おまけにアニメ化までされているみたいです。

実際に読んだのはまあまあ前ですが、野球以外の人間関係とか、出来事とかの話が(良い意味で)強烈な印象を残していく感じでとても面白かったです。(佐藤真紀子さんの挿絵も見たくて)角川つばさ版を全巻持ってます。

面白くないと思っていたわけではないけど、実際読んでみると「ああなるほど確かにこりゃ面白いわ」となる。

でもまだ未開拓な方々もいるわけです。私の今の時点だと、

・東野圭吾さん
 (今の作品を置く店なら絶対あるよね…)
・森見登美彦さん
 (『夜は短し歩けよ乙女』とかの人ですね。あぁ、有名すぎるぅ)
・アガサ・クリスティー
 (いやこれは普通に読みたいんだ!まだ読めてないだけなんだ!)
・江戸川乱歩、芥川龍之介、太宰治あたりの昔の文豪さんたち
 (古いのって、なかなか読む勇気が出ないのです…)

とかとか(後半、“さん”は省略させていただきました)。

やっぱりいつも思うんですよね。

きっと面白いんだろうなぁ、って。

だって、みんなが読んで面白いと思ったからこうやって有名になっているんだもん。

わかってるけど、なかなか手を伸ばせない。

有名であるが故のオーラでもあるんだろうなぁ、たぶん。

でもまぁ。

とりあえず、読書ってもんは娯楽なので。

自分が読みたいと思ったタイミングで読むのが一番だぁーっ、

流行には自分の気が向いた時だけ顔を突っ込めばいいのだぁーっ、

と、まだ読んでいない大量の本の横で文字を打つ苑森…笑

というわけで、要するに、読書は自由だよね!というお話でした。

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