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021_隣の隣のホームの君へ

直後に行動に移してくれたこと。最後まで向き合ってくれたこと。すぐに会う約束をしてくれたこと。全部が嬉しかった。

人と正面から衝突するのは何年ぶりだっただろう。それほどまでに、私にとってかけがえのない存在になっているということ。理解しているのだろうか。

相変わらずビールの飲みっぷりが良い。美味しそうに飲み食いする姿に好感を持てる。静かにラーメンを啜っているのも愛しくてたまらない。炒飯まで食べてしまうのも可愛すぎる。胃下垂をすりすりするのが私の密かなマイブームだ。

そっと、自然に手を繋いでくれるのが好きだ。躊躇いもなく将来の話をできるのが好きだ。バレバレの小さな嘘をつくところが好きだ。笑ってくれると飛び上がるほど嬉しくなってしまう、大好きだ。

まだまだ近付ける距離があること、たくさんの時間が残されていること。なんて幸せなのだろう。

ありったけの愛をこめて、手を振るよ。

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