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「東京光の家 光バンド」の演奏を再び聴く

視覚障がい者施設「東京光の家」利用者で構成されている同バンドの演奏を先日のレッスン演奏に続き、「日野市ボランティアセンター」と「イオンモール多摩平」共催の交流コンサートを同イオンモールで昨日聴いてきました。

同バンドは同施設のSDGs支援事業として、人や国の不平等をなくそう・地域共生社会の実現に向けた取り組みの中で運営されていて、昨年に続いての出演だそうです。

最初の曲は曲名紹介省略でスタートしたこともあり分かりませんでしたが、後の3曲は先日と同じ「負けないで」「なごり雪」「ここに幸あり」で、「なごり雪」にはバックコーラスを付けていました。次は、昨年亡くなられたアリスの谷村新司さんとのジョイントコンサートのために、谷村さんが同施設に来所もして、作曲したオリジナルの「今を生きて」でしたが、メンバーが谷村さんを偲んで歌っているのが伝わってきました。最後の曲は「勇気100パーセント」でした。

衣装を決め、皆さん、素適でしたが、ドラムスが特にカッコよかったです。
施設の利用者らしき人たちから、“黄色い声援”が頻りに飛び、「頑張ってください!」の声も上がっていました。

選曲は、勿論、メンバーの方々の意向なのでしょうが、施設運営に携わっていらっしゃる方々、指導されている先生方のお考えが滲み出ているようで、どの曲にも、メンバーの方々、施設利用者全員に“生きる力”を与え、“幸い”を願い、“祈り”が籠められていると感じました。
視覚障がいというハンディを感じさせずに歌い、演奏する姿には、健気、一途、ひたむき、どれも当て嵌まりますが、尊さとともに、何より、その“心”に“清らかな静けさ”を感じ、また、落涙してしまいました。

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