ランニングコストを考えてしまうと
ファイルが高騰していて、現像、デジタルデータ化とかのコストを考えると多分フィルム１枚撮影するたびに１００円くらいは支出することになるようです。

フィルムカメラには手を出すまい！

と思っていたのですが

先日自宅の物置というか納戸のようなところを整理していたら
昔使っていたフィルムカメラが２台出てきました。

A-1て　どんなカメラ？　CanonのHPからの引用です

AE-1に始まるAシリーズ一眼レフカメラの最高級機種で、完全デジタル制御による高度な電子カメラであった。
自動露出制御の方式は、シャッタースビード優先式/絞り優先式の両優先式TTL・AEに加え、初の完全自動プログラム式AE、絞り込み実絞りAE、そして、スピードライトAEの5モードAEを搭載していた。
ファインダー内情報も、制御機能を明快に示す7セグメントの赤色LED表示方式を採用、設定値と制御値が同等に示される機能から、使い勝手は抜群であった。

完全に電子化されたカメラだったようで、残っていた保証書の購入日は１９８１年１２月。およそ４０年前に購入したんですね。
電子化ということは「電気系が駄目になると使えない」ってことですね。
電池蓋が破損していても、もしかすると動作するかもしれないとは思いましたが、電池を買って入れてみても動作しないとなるとがっかりするかなと思い、動作確認は断念しました。

もうひとつのKissのほうは２０年前頃までは使っていました。
子供達が幼かった頃、このカメラは度々つかっていました。
居間にはこのカメラで撮った子供たちの写真を六つ切りにプリントして簡単な額に入れて飾ってあります。
こちらはカメラがデジタルされていく直前の頃のカメラだったと思います。
ほぼ全自動です。
フィルムの部分が電子媒体になればデジタル一眼。
このカメラはフィルム装填も撮影後のフィルムの巻き戻しもほぼ全自動。
フラッシュも付いていますから「カメラ初心者でも簡単に撮れますよ、レンズ交換もできますよ。望遠ズームがあればお子様の運動会での姿も失敗しないで撮れますよ」ってカメラだったでしょうね。

Kissのほうは壊れてなさそうだったので電池（CR123だったかな）2本で数百円で購入してスイッチオンしたら。
動きました！！

で、モノクロフィルムとカラーフィルムをいざ購入。
Amazonでフィルム２本で3,000円も払ってしまった。

Kissにフィルム装填して久々にフィルムで撮影しようかなと思ったのですが・・・

悪魔か天使か
ささやくんですね

デジタルのLeica M10P用のMマウントレンズが数本あるんだから、ボディだけMマウントのボディを手に入れたらライカでフィルム写真撮れますよ・・・

いけませんね。
とても危険なカオス状態になってしましました。

M3→M6→M4→現行品もいいかも→でも70万は高額
→M3→M2→M4　無限ループ状態

MAPさん
M4てあんまり在庫がないんですよね。
人気が無いのか、あるのかわかりませんがほとんど在庫がない。

入荷したらお知らせ　なんてボタンをポチってしまうと
「旦那、いい物が入りましたぜ」
メールやLINEで囁いてきます。

もう駄目
陥落、完全降伏

Nikon　Zマウントの70-200　F2.8を下取りに出します。
いいレンズなんです。この　Z70-200　の望遠レンズ。
でも鳥さんを撮るでもなく、飛行機を撮るでもなく
ポートレート的な写真を撮るでもなく
出番がほぼないんです。

すまん
また買い戻すこともあるだろうから、いまは忍んでくれ。

Zマウントレンズは　24-120　F4　１本になりました。

レンズも三本カメラと一緒に古いカメラバックに入っていました。
レンズはマウントアダプターを4,000円ほどで買ってLUMIX　S5（Lマウント）で試して、マニュアル操作ですけど使えそうです。
このレンズ達も購入後４０年が経過しています。

50mm　ｆ1.4　開放で撮ってみたら　なんかいい感じにふぉわとして
周辺減光も雰囲気がありそうです。
メルカリになんて出さないで使ってみようと思います。

Ｍ４
まだ届いていないんです。

いちどもシャッターを切ることもなく、通販で二十数万円の買い物をするなんて異常な心理でないとできないことです。
いまはＭＡＰさんを信じて、長徳さんのライカ本などで勉強しながら妄想する日々です。

いまが一番幸せな時間であろうと思います。

冒頭に書いた
フィルムカメラのランニングコスト
まだ軽傷です。
フォルム２本買っただけなんですから。

デジタルとフィルム
わたしの腕では　そんなに違いのある写真が撮れるとは思えません。

ですけど、縁あって巡り合ったＭ４になりますから
夜の晩酌のつまみとしての活躍も含め
そう長くはないであろう　写真・カメラと共に生きていく人生の友に
なってくれるとおもいます。

noteにはフィルムカメラのことを書いている方々もたくさんお見受けします。
皆様　よろしくご指導のほどよろしくお願いします。