不妊治療④インスリン抵抗性検査

自由診療の2回目。
朝9時の予約で、検査です。

前日夜から絶食し、まず検査前の採血。
サイダーみたいな飲み物をぐびぐび飲んで、再度2時間後に採血。
炭酸苦手な私でも、美味しく飲めました。
ただ甘いより、炭酸が入っている方が飲みやすいのかな。冷えていたしお腹も空いて喉も乾いていたからジュース気分で飲めてしまった。
紙コップたっぷり一杯分で、途中からは苦しかった(笑)

2時間待つ間、前回の血液検査の結果を聞いたり、次回の子宮鏡検査の説明を聞いたり、お会計も済ませた。
このクリニックはびっくりするくらいの効率主義で、頭が下がります。
仕事しながら、小さい子供が居ながらの通院をする人も多いだろうから、時間の制限は1分でもない方がいいもんね。

血液検査は、夫婦とも異常なしでよかった。

私は次回子宮鏡検査なのだが、この時不正出血が続いていて、これが止まらないと検査できないので、
また近々診察に来ることになった。
この日は自由診療なので、保険診療はできないのね。
通院は回数は多くないのだけど、続きますなあ。

夫は精子検査があるので、私が容器を預かった。

ぴったり2時間後、採血をしたらそのまま帰ってOK。
なんてことない検査でした。
異常ありませんように。

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不妊治療、検査も、言ってしまえば流れ作業みたいなもので、いい意味で自分の気持ちも動かなくなってきた。

どうせ、何もしなければ授からないのだから、やってみるだけ頑張ってみよう。
仕事は好きだし今の生活が気に入っているけど、そこに不妊治療が入っているのも悪くない。
通院を理由に仕事を早く切り上げたり、休暇を取ったりということも、多少の抵抗はあれど、避けたいほどのことではない。

もともと比較的冷静な気持ちで不妊治療に入ったけど、その冷静さを認めることができてきたような気がする、
子供がほしい!子供を産みたい!という熱意は、その気持ちだけで表現されるものじゃなくて、少しずつ芽生えてくる覚悟とか想像力があればそれでも十分なのではないだろうか。
このままとりあえず不妊治療やってみようや、という落ち着いた気持ちになれているので、今は平穏です。

ーーー
時々、会社で病院に電話することがある。
仕事場からは離れて、ひとけのない給湯室とか、昼休みの会議室とか、そういうところで電話を描けるようにしているのだけれど、
状況的に、「出血が〜」「不妊治療中なのですが〜」と伝える必要があるので、周りに人が来ないか結構気にしている。聞かれたら結構きまずいと思う。
公衆電話こそなくなったけれど、お電話ルームがあったらいいなーなんて、贅沢な希望が生まれたり。

あと、検査で休みが続いてしまう時があったけど、休暇申請をする時変に探りを入れてこない上司や同僚がありがたい。
こう言う時、どうしたの?とまで直接的でなくても、体調悪いの?とか、何かあったの?とか、それもみんなの前で聞かれるのが結構ストレスだった。(前職)
何かあったらこっちから言うから、ほっといてー!と思ってた。

不妊治療って隠すものでもないけど、わざわざ言うことでもないし、長期戦だし、本人も気まずい思いをしてる。
周りとしては「言ってくれないとわからない」「知らなかった」というしかないと思うのだけど、不妊治療がもっと一般に知られてきたら、察するとか想像するとか、もう少し行動が変わってくるのかな。

生理はそろそろ市民権を得た感じもするし(トイレにポーチを持ち運んでも、それ何?と聞く人はいない)、
続けて休むとか病院行くにしても、具合が悪いだけが休む理由じゃないしいろんな可能性があるって知っていたら、むやみに尋ねたりしないだろうと思う。

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