不妊治療⑦ふたたびキャリアを考える

私は一通り検査を終えました。
子宮内膜症であること以上に器質的な問題はありませんでしたが、
ホルモンバランスやインスリン抵抗性には少々難ありなので、サプリメントや薬を継続使用しています。

レルミナをやめてから、基礎体温もそれなりに二相になっており、排卵もしていそう。

タイミングをとりつつ、夫の再検査待ちで、束の間のゆったり期間です。

夫は一度検査をしたけど、結果が思わしくなかったのでもう一度検査をすることになった。
保険の関係で翌月でないと再検査できず、かといって私は子宮内膜症があるのでなるべく生理を経験したくないので、
病院から「来月になったらなるべく早くきてね!予約取れれば1日にも来てね!」と急かされ。笑
それを聞いた夫は、さっそく弱気になり、「そんなにギチギチにやらなくてもさ、ボクらのペースでいいんじゃないかなァ…」とぼやいていた。
…うんうん、そうだよね、私もそう思ってるよ。…以上。笑
私の体とかいろいろ事情があるからさ、むしろこれが私たちのペースなわけで。
検査は一気にやらないと長引くだけだし、
今だけだからあと一回よろしくね。
という感じ。
あなたの結果がわかったらあとは、どういう方針で進めていくか決められるから。

と言うか夫はこの半年でまだ3回しか病院に行ってないぞ。私は月2〜3回ペースだぞ。
…と、もやもやしつつも揉めることなく、ひとまず当事者として状況をわかって動いてくれることに、恵まれているんだなあと感謝しています。

たびたび通院で仕事を調整していたので、
これからのキャリアについても考えざるを得ない日々が続きました。
今私の職場は仕事の割に人数が少なく、誰しもカツカツ。
私自身は、やりたいことと求められていることがマッチしているので、多少残業がしんどくても頑張れてしまうのですが、
このままこの働き方はしんどいかもなあ、と思う。
もう少し歳を経て、順調に昇進していったとして、
このまま技術職で通すのか、マネージャーとなるのか、はたまた別の職種に移り、同じような分かれ道に立つのか。

最近は、「マネージャー」になることだけが最終形態ではなく、そのまま技術者として、プロフェッショナルを目指してもそれなりの評価をもらえるようになってきている。
だけど、若い立場の人から見ると、「マネージャーができないからプロフェッショナルになる」と思われるみたい。
あくまで課長や部長、ライン管理職になることがメインの昇進ルートで、そこから外れた人の受け皿としてプロフェッショナル職がある。
たしかに、マネージャーを経験した上でプロフェッショナルを選ぶなら、そういう発想にならないかもしれないけど、そもそもマネージャーの経験はそう多く積めるものではないから、それを証明することは難しい。
結局、本人が、マネージャーになりたいか、なりたくないか、でルートが決まってしまうような気がしている。

そんなことを考えてたら、
早いとこ妊娠して産育休とって、この出世昇進コースから外れたい、と思ってしまう自分がいた。
子供がいたらそれを理由に、断れる仕事もあるんじゃないかな、とか。断る時の罪悪感が少なくて済むんじゃないかな、とか。
一番しちゃいけない考え方だと思うけど、
ついつい考えてしまう自分がいる。

少し前まで、生理がくるとどこか安心していたのに、今回はちょっとがっかりした。

それは本当に純粋に子供が欲しいと思っているからなのか。仕事や他の活動で行き詰まっているからではないのか。
いろんなことを同時進行するということは、どれも関係し合うものであって、別々に独立した考えはもてないもんだなあと思う。

世の中だけじゃなく自分の人生も不確実すぎて、なかなか決められません。

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