見出し画像

神社参拝の旅[戸隠神社篇]⑤神様と散歩!? - その壱

みなさんこんにちは。
前回は神仏習合の名残が色濃く残る「宝光社」を簡単に紹介しました。
今回は初めて経験した神様とのリアル散歩についてです!

え、どういうこと!?

《式年大祭のおおまかな枠組み》

まず前提として戸隠神社の式年大祭のおおまかな枠組みは以下です✍️
(これが式年のスパンで行われるので7年に一度という訳です。)

(1)渡御(とぎょ)の儀をおこなう
「宝光社」の御祭神、天表春命(あめのうわはるのみこと)の御神体を「中社」にお遷しする儀式を行います。「中社」には天表春命(あめのうわはるのみこと)の父である天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)が祀られています。つまり、親子合流という訳ですね😌
そして共に中社で2週間、親子水入らず(?)で過ごします✨
(2)奥社奉告祭をおこなう
(1)の数日後に、その集結した親子神が「中社」から「奥社」へ移動し、奥社に祀られている戸隠神社のラスボス的な神様に6年間の出来事を報告をします。
(3)還御(かんぎょ)の儀をおこなう
(1)から2週間経つと、天表春命(あめのうわはるのみこと)の御神体が「宝光社」に還る儀式を行います。


今回の記事は、(2)の神様のご移動に一緒にくっついて行くことができたので、そのことを書こうと、そういう訳です!😏(2021年5月15日のこととなります)


《中社から神様出発》

以前の記事『②中社 - その弐』で中社の拝殿の写真はまた後で出てくるから…と書いておりましたが、ここの為に若干の出し惜しみをしていた感じです(笑) 

はい、どーん!

中社の社殿で移動前の神事を行なっている時

車が待機してるのがお分かりいただけると思います🚛
出し惜しみしたのは単に車がある事でした(笑)

神様が乗る車を拡大


荷台乗せる部分に、紙垂(しで)のついた縄で神域を表し境界線を作っています⚡️
そこに神様が乗るのねーーー!ってなりました😳

戸隠山に登る手前まで、つまり奥社参道入口までは神様も車で移動なのです。
この出発が9時過ぎくらいだったと思います。
一緒についてゆきたい人は、人間用の車で同じ地点まで移動します🚌💨


《奥社参道入口》

だいたい9:40くらいでしょうか、車で奥社参道入口へ到着しました!
こちらです…!

奥社参道入口

これもだいぶ山の上なのですが、奥社は文字通りもっともっと奥にあり、ここから徒歩でさらに1時間くらいかけて奥社まで移動するのです。

神様到着の様子✨✨

神様も車から降りて徒歩移動の準備ができると、このように神職の方々と雅楽隊、氏子さんや崇敬者と思われる方々が神様を囲む形のフォーメーションを組んで歩き始めます。
出発は10:00頃でした🕛

親子神、二柱の旗を持つ神職の方々

行列の後に一般の参加者がぞろぞろとついて行きます。
かなりの人数でした😳‼️

《狛犬様》

25分ほど進んだくらいで随神門が見えてくる頃、狛犬様が迎えてくださいました!
皆様はどんどん進んでゆくのでここで長く立ち止まることはできずでしたが、通りながら撮影させていただきました🙇‍♀️尊✨

・「阿」形

凛々しいお姿です!

・「吽」形

お見守りに感謝🙏

《随神門》

狛犬様の先に見えてきた随神門です!
※随神門とは…
簡単に言うと、神域に邪悪なものが入ってくるのを防ぐ門となります。

並木の威力…凄い絵面です
ここが奥社までの参道の中間点となります。
いよいよ、更なる神域へ…

さて…少し長くなりそうなので随神門までで、今回は一旦終了します。
次回は、200本以上の巨大な杉並木が続く随神門から奥社までの参道の様子について投稿したいと思います✍️

最後までお読みいただきありがとうございました🙏🏻✨