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高木正勝 Masakatsu Takagi "primo" サンプリングトラック

高木正勝のアルバム「COIEDA」から"primo"を使ってHipHopトラックを作りました。

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      高木正勝 Masakatsu Takagi "girls" サンプリングトラック

      高木正勝のアルバム「COIEDA」から "girls" を使い、HipHopトラックを作りました。

      • 創作 「アメリカの大学生の日常」

         間接照明がほの明るく光る部屋で、僕たちは草を吸っていた。Boseのスピーカーからは、Sadeの 『By Your Side』 が流れていた。    最近は、草を吸ってもアガらない時が多かった。前にやった紙のバッドトリップが、ずっと尾を引いていた。しまいには自殺願望までが僕の精神を蝕み始めていた。他にも理由があったが、ありすぎて上手く書けない。    ただその時だけは違った。草の質が良かったとかそういう理由ではない。それまでの自殺願望から抜け出し一歩、ほんの小さな一歩が踏み出

        • 「昔々、ある緊縛師が・・・」

           前に知り合いの緊縛師が言っていたんですけど、「S」と「M」ってあるじゃないですか。あれってSがMを痛めつけて楽しんでるって勘違いしている人いませんか? MがSに奉仕してるって思っていませんか?    真逆らしいんです。Mがやられて喜ぶことをSが提供しているんです。言わばSはMにサービスしてるんです。 「この人、こう言われたら喜ぶだろうな。これされたら喜ぶだろうな。」 と常に先読みしてプレイしていくんです。  MはS様に尽くすことが喜びなんです。ただS様はMが思っているほど喜

        高木正勝 Masakatsu Takagi "primo" サンプリングトラック

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          小話 6

          この前、夏も終わったぽいので、リビングの照明の掃除をした。照明は天井に取り付けたライトに傘のカバーをはめ込むタイプのもので、傘の中には小虫の死骸が大量にいた。   一通り掃除が終わり、天井に戻そうとした時、傘の縁の部分に結構大きめの死骸があった。それは傘の周りの透明なプラスチックの部分をはずさないと取れない。面倒ではあったが、気づいてしまった以上やらない訳にはいられない性分だ。   5分ほどかけて傘と透明な部分を外した瞬間、傘の部分が机から床へと落ちた。 パキッという

          創作 「ニシンの味」

            「父がよく身欠きニシンを買ってくる。それを晩御飯に、父と母と僕で食べる。  正直な話、子供の頃からずっと食べてるけど、1度も美味しいと思ったことはない。ただそのことを父に言ったことはない。母に聞くと、北海道出身の父と母は、子供の頃からずっと身欠きニシンを食べてるらしい。いわゆる「ソウルフード」というやつだ。  今日も身欠きニシンが、晩御飯のおかずの1つに出た。そして今日も変わらず、美味しくなかった。これから先、いつか美味しいと思える日が来るのだろうか?」    という日記

          創作 「ニシンの味」

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          「仁義なき戦い」サンプリングトラック

          映画「仁義なき戦い」のテーマ曲を使い、HipHopのトラックを作ってみました。

          「仁義なき戦い」サンプリングトラック

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          polyrhythm ポリリズム

          Logic Pro X の「ステップシーケンサー」を使って試しに作ってみました。 出来の良し悪しは悪しからず。

          polyrhythm ポリリズム

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          Night View

          Logic Express 8 を使って深夜の街並みを想像して作りました。

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          小話 5

           とある午前中、父と母が外出していたため、家に一人でいた。  インターフォンが鳴ったので、見てみると母の知り合いの近所のおばさんが来ていたが、母が不在のため、無視してやり過ごすことにした。  30分後、母が帰ってきたのでそのことを告げ、インターフォンの履歴を確認すると、11時10分にそのおばさんが来ていた。 今が12時ちょっと前だからおかしくない。  ところが履歴はもう1つあり、誰も映っていない画面で12時33分の履歴があった。  今が12時前だから33分後の履歴である。  

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          Revesal Bach

          (考え事する時に最適です) バッハの「小フーガト短調」をスピードを遅くして、逆再生してみました。曲の時間が10倍以上になってしまいましたが、アンビエントミュージックのような、全く別のものになったので、良かったら聴いてみてください😁

          Revesal Bach

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          イラスト2006

          イラスト2006

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          小説 「Bad Trip」

           NETbRAINの年越しライブが長稔で行われることを知ったのは、12月に入ってから何日か過ぎた後のことだった。この時期毎年インダへの徒歩旅行に出る友人の間宮大輔は、今年はその予定をキャンセルして、僕と一緒にNETbRAINのライブに行く様である(間宮は1日1000km移動できる強靭な足を持っている。しかしその足を持ってしても、ミマラヤ山脈越えは毎回厳しいらしい)。  今回長稔へは、起業家として成功した昔からの友人である西山太郎のプライベートジェット機で向かう。彼は、いわゆる

          小説 「Bad Trip」

          小話 4

          大学1年の時、4年の先輩(後でわかるのだが、4年生ではなく、大学1年を4年間やってる人だった笑)に、 「お前、女にフxラさせてんだから、自分の精子の味ぐらい解っとくことが礼儀じゃないか?」  と言われ、素直な僕は、後日オXニーした時に手に出して、チラッと舌先で舐めてみた。 味は覚えていないが、先輩(ですらない同級生笑)に、 「舐めました!!」  と言ったら、

          有料
          100

          小説 「Bad Trip」 3

          途中でエレベーターに乗って来る者も無く、無事にオレンジビルの1階ロビーにたどり着いた。ロビーには誰も居らず、それが逆に怖く感じられた。 「とっとと出よう。」  間宮が僕に言った。 「そうだな。」  監視カメラが付いているのはわかっているので、僕たちはなるべく目立たないように、ゆっくりと慣れた感じでビルの出口へと歩いていった。  意外なくらいあっさりとビルから出ることができた。まるで200階で起こった出来事が嘘のようだった。  オレンジビルを出ると吹雪は少し収まっていた。僕たち

          小説 「Bad Trip」 3

          小説 「Bad Trip」 2

           ビルの中はやはりオレンジ色に発光しており、かなり広い通路を挟み、等間隔で真っ黒い扉が何十個も並んでいる。  僕たちは下へ向かうため、エレベーターの扉を探した。見栄えを気にしてか、あからさまに『エレベーター』とすぐに判断できる扉は見つからない(オレンジビルも、やはりマフィアが巣食うビルのため防犯の意味もあるのかもしれない。出入りする人間は身内がほとんどだから、どれがエレベーターの扉かは全員が覚えているのだろう)。  埒が明かないので、僕たちは試しに黒い大きな扉を一つ開けてみた

          小説 「Bad Trip」 2