見出し画像

息子の詩。

年度末、我が子が1年分の創作物の類を全部一気に持って帰ってきた。
夫はこういうモノをしっかりとニマニマしながら、じっくりと眺めるけれど、私は遺伝なのか、あまりじっくり見ない…。
よくよく考えてみると、私は何に対してもじっくりと見ていない気がする(子育てもそんな感じのような気がする…)。

ざざーっと見て、面白いなと思ったものだけを心や記憶、大切な箱の中にしまうという感じにしないと…子育てのじっくりって果てしないからなと思う(けれど、子育て以外もじっくり見ていないので性格な気はする…)。

そんな1年分の創作物の中で、息子が持ち帰ったモノの中で面白いなと思ったのは「詩」。

サクラの花びら
はるになるとサクラが
パラパラおちてくる
ぼくは、きれいだと思った

by我が子

サクラが咲いていることだけではなくて、落ちてくる花びらに着目していて、中々良い感性じゃないかと感心(親バカ)。

カブトムシ
羽はつるつる
うらはさらさら
あしはぎざぎざ
生まれてきて
よかったな

by我が子

息子が初めて育てたカブトムシの様子を詩にした様子。
夏休みの自由研究も観察日記を提出していたので、とても嬉しかったんだろうなと思う。

れんぞくさかあがり
足を力(づ)よく上にあげた
ぐるんといき(お)いよく回った
れんぞくで回った
きもちい(い)な
うれしいな

by我が子

段々めんどくさくなったらしく、誤字脱字が多くて先生の赤が入っていた。
でも、毎朝仲良しのお友達と二人で鉄棒するんだ~!と3学期の最後の方はほぼ朝の鉄棒のために元気に登校していた我が子。
ほんとに気持ち良かったんだろうなと思う。

とりたてて秀でた詩でないのはわかっているのだけど、2年生ならではのみずみずしさに溢れていて可愛いなあと微笑んでしまった。

学童では昨日LEGOで遊んだらしく、何を作ったか聞いたところ「ホワイトハッカーの部屋」と鼻の穴を広げて言われた。

今、我が子の脳内は「ワンピース」と「LEGO」と「ご飯」と「ちんち〇」の事ばかりなんだろうなと思う。

1年生が書いた詩を集めた、私が好きな絵本。

この中にいるグレーの動物はフォッサ。昨日上野動物園にいる日本にいた唯一の一匹が亡くなってしまったらしい。このフォッサだけ、何の動物か調べても調べてもわからなくて、メーカーさん経由でデザイナーさんに確認してもらったこともあり、すぐに名前を忘れる私が忘れることのなかったフォッサだったのでちょっとショックだったのでした。


この記事が参加している募集

子どもの成長記録

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?