南アフリカランドやトルコリラのスワップ狙いの投資家が死亡フラグだった件、
南アフリカランドやトルコリラのスワップ狙いは地獄??
今日は個人投資家が行っている南アフリカランドやスワップ狙いのトレーディング?資産運用の方法について気になっていたので解説していきたいと思います♪
南アフリカランドやトルコリラのスワップ狙いの長期保有って大丈夫??
はい!これは結論大丈夫なわけないです。
理由は明らか!
例としてトルコリラを例に見てみましょう!
2007年あたりでは対円で95円付近をつけていました。
しかしながら2010年には60円まで下落、、、つまり40%評価損が出ていますね。(たぶんその間の3年間でも政策金利は17%超から引き下げられていたため、平均12%程度、、、スワップポイントで評価損をカバーできる値幅はせいぜい10%程度ではないでしょうか?、、、スワップ入れても30%超は負けています。またこれを取り戻すのに3年以上待つことになります。w)
この時の政策金利は6.5%しかないため、どれだけ今後スワップをもらったとしても年間に6.5%以上通貨が下落すると元金以上に損が出ていることになります!!
これだけ考えて見ても「なんで投資してるんだっけ?元金回復を待つため??」と疑問に思えばあなたはまともな考えの持ち主です!!
それなら半年でもトルコリラを売って稼いでおいたほうが得策なんですよね♪
永遠と評価損をスワップでカバーできる日を待ち望んている投資家が多かったのですが、高金利通貨には理由があるから高金利なわけなので、、、w
南アフリカランドやトルコリラの高金利通貨のスワップを味方にするには??
私が数か月前まで証券会社のトレーダーとして働いていた時、機関投資家はトルコのアセットに投資するとき為替リスクを取っていた人はほとんど皆無でした。
口を揃えて言うのは上記の通り、、、、
「いや、金利の前に下落幅が大きすぎてロングする通貨じゃないし、為替ヘッジつけてなんとか可能性を考えるレベルの通貨だよ」
ということなんですね。
南アフリカも経済状況を考えてみれば、怖くてロングにできるような状態ではありません。
また先進国の景気にすごく影響を受けるのが新興国であり、通常先進国が利上げを始めると、資金がそちらに流れていくため新興国である南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソ、ロシアルーブル等は資金流出から売られることになります!
だから先進国が利上げをすると自国通貨が急激な下落に見舞われないようにするため利上げを追随しているんですね!
決して景気がいいからではないことが多いんですよ、、、この国々達はww
でも南アフリカランドやトルコリラの金利高いからスワップ欲しい!という人も結局いますよね!
その場合は下記を必ず徹底してください!!!!
1、チャートで下ヒゲが出るなど短期的な反発が期待できる
2、ニュースで好影響の受けるニュースが出る(1と同時がベスト)
3、エントリー後は必ずストップを置いて逃げる体制は必ず作っておく
この3つを守れば、大きな短期的な値上がりとスワップどっちも獲得できますよ
何がここで言いたいかというと、
「あくまで値上がり益中心で考え、スワップ金利はついでに入ってくるラッキーな金利!」
とうことは必ず頭にいれてトレードしてくださいね!
プロの投資家が参加できないということは理由があります。
また高金利通貨になるのもそれなりに危ない理由があります。
是非みなさんここを読んで頂いた方はスワップ狙いの危なさは理解して頂けたのではないかと思います!
このようにきちんとした知識をつけて投資ライフを楽しみましょうね!
ただ、そんなランドでも上手くスワップを集めていく方法もなくはないです!
どうしてもスワップ金利で稼ぎたいという方はこちらもぜひ!
他記事紹介
▼私が考えるFXのおすすめ口座
▼ブログ記事
大学時代に投資に目覚めFXで2年間で100万を1500万まで殖やし、その後銀行でポートフォリオ運用、元3メガ系証券会社のFX、クレジットトレーダーを経験。 FX含めた様々な投資についての基礎知識から、テクニックまで記事にしていくのでフォローよろしくおねがいします^^