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わーん!お芝居に感情ってどうやって乗せるんですか?!〜ムナポケ爆速ワークショップ〜⑤

こんにちは!
演劇経験のない宝塚歌劇団のオタクです。

さて、2日間の集団稽古だけで本番を迎える無茶な舞台(ワークショップ)の本番まであと5日になりました。上演演目は「この世界のオニオとヒョットコエット」です。

お陰様で本番の観客予定は定員間近となりました。公開ゲネプロはまだ余裕がございます。ぜひお越し頂ければ幸いです!

さて、たった一度の集団稽古を5月28日に終え、
6月11日の本番に向けて自主稽古をしています。
集団稽古の動画を見ながら、
自分の課題を乗り越えるべく稽古を重ねます。

課題①  滑舌と発声
皆さんが舞台を観る上で、1番ストレスに感じることはなんでしょうか?
人それぞれあると思いますが、私の場合はセリフが聞き取れないことです。
動画を見て、自分の声が聞き取りづらいと感じました。
私の中で、発声の理想は劇団四季!

(四季で1番好き。フロローが好き。)
高すぎる理想だと笑われそうですが、これくらい声の力でお芝居を投げかけたい!
集団稽古の時にアドバイスを受けた、腹筋の筋トレとセリフを一音一音はっきり発声する訓練を繰り返しています。


課題②  台詞に感情を込める
これが本当に難しい、どうしたらいいのかは未だに分かりません…。
まず登場人物に「オニオ」と「ヒョットコエット」がいまして、オニオはまだ何となくわかりますが、ヒョットコエットは……
一言でいえば飄々(ひょうひょう)とした人物だと思いました。自由で、突拍子もなくて、でも芯が強くて、皆に愛されている。
正直、すぐ肩に力が入ってしまう自分とは遠い存在だなと思いました。
しかし、そもそも私は咲妃みゆさん(宝塚OG)の「自分自身でいるよりも、誰かを演じていたい」
という発言に惹かれワークショップに参加したのです。その言葉の重みをずっしりと感じながら、このままじゃダメだと思いました。

どうすれば感情を乗せられるだろう、と悩んだ末、集団稽古でお芝居初挑戦の方が「キレる演技」を求められた時、足を踏み鳴らしたことを思い出しました。

そうか、体を動かしてみる!
脚本に指定のない動作を入れてみました。
簡単な動作です。しかし、一本調子だった台詞回しが少しずつ、ほぐれてきたように思います。
私の胸の中で感情の起伏があるかというと、正直よく分からないのですが、本番までさらに稽古を重ねたいと思います。


本番が近づくにつれて、私の心境も変化してきました。
望海風斗さん(宝塚OB)が真飛聖さん(宝塚OB)から言われた言葉が頭をよぎります。
「ドラマシティのチケット代いくらか知ってる?それに見合うことを自分たちはやろうと努力しているのかな?」
今回の公演に、私は友人や親類を招いています。
多くの方がご来場下さいます。
観劇料の500円があれば、コンビニでおにぎりとな◯チキが買えます。
開演時間は日曜の17:00。普段ならスーパーで1週間のまとめ買いをしていたり、家族との時間を大切に過ごしていたり、人それぞれの生活があるでしょう。
その時間を独占して、観劇して頂くのです。
その事実を私は大事に心に留めて、本番終了まで過ごしたいと思っています。


さて、繰り返しますが本番まで残り5日!
ですが、実は当日に演出が決まる場面も多く、まだ誰も完成系を知りません!ヒィー!
この無茶で、でも本気の舞台を、ぜひご覧頂きたいです!
ムナポケのInstagramにて当日準備の様子をライブ中継する予定です。
ぜひそちらもフォローして頂きながら、一緒に舞台を楽しんでくだされば嬉しいです!

それでは、6月11日鴨江アートセンターにてお会いしましょう!

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