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えっ?!台本読み合わせ禁止なんですか?!〜ムナポケ爆速ワークショップ〜③

こんにちは!
宝塚歌劇団のオタクです。

さて、2日間の集団稽古だけで本番を迎える無茶な舞台(ワークショップ)の初日稽古が4月30日に終わりました。

人工知能ChatGPTが出力した赤鬼とひょっとこが主役のあらすじ。
それはまるでロミオとジュリエットのような愛の物語。
そのあらすじを基に脚本を永井さん(演出脚本)が書き上げて下さることになりました。

台本が出来上がるまで、
初日稽古でやった歌とダンスを練習したり、
宝塚歌劇団の「ロミオとジュリエット」をBlu-rayで観たり、
宝塚歌劇団の脚本を音読しながら過ごしました。

そして、そろそろ台本出来上がるかな?とソワソワしだした5月10日。
ワークショップ参加者のグループLINEで自己紹介をしあうことになりました。
個性的な面々の自己紹介を見て、場が盛り上がってきた(?)ところ、
台本のベースが投下されました。

本当に、赤鬼とひょっとこがロミオとジュリエットしてる…!

いえ、ロミジュリのあらすじには沿っているのですが、2人の会話は古典的なロミジュリとは全く違っています。ネタバレなのであまり言えませんが、面白い脚本だと思いました。

日を追って、徐々に脚本が肉付けされていき、グループLINEに投下されます。
舞台のタイトルも「この世界のオニオとヒョットコエット」に決まりました。

そして、5月16日。
脚本が完成し、配役も確定しました。
脚本は18ページ(約45分)に及びました。
本格的な自主稽古のスタートです!

セリフ覚えにあたり、タカラジェンヌを参考にしようと思ったのですが…
「逆立ちして発声練習しながら(覚える)」by蘭寿とむさん
「声に出すと本番で感情の受け答えにならないから、声に出さずに覚える」by咲妃みゆさん
「え、必死だよ」by望海風斗さん

…あんまり、参考になりませんでした…。
とりあえず、咲妃みゆさんに頭を下げつつ、
台本をボイスレコーダーに収録しました。
録音を聴きながら自分のセリフを言う練習を繰り返します。
ワークショップ1日目に習ったセリフの間とブレスに気をつけながら…。
その他にも、
歌とダンスの練習をしたり、
YouTubeで日本の伝統的な踊りを見ながら練習したり、
手拍子の練習をしたり、
変顔の練習をしたり、
衣装を着て自転車を乗り降りしたり、しました。

自分の台本の録音は、
「お芝居っていうよりプレゼンテーションみたいな読み方だなぁ」
と思いました。
何度も録音しては聞き返しましたが、その印象は拭えませんでした。

誰かと読み合わせしたいな、と思いましたが、
脚本演出の永井さんから読み合わせ禁止令が出てましたので、ひとり悶々と「何が足りないんだろう…」と思いながら、練習しました。

さて、あと数日で最終稽古の5月28日がやってきます。
稽古や本番で頭が真っ白にならないように、
練習を重ねて臨みたいと思います。

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