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自分を幸せにできるのは自分だけ

最近、やっと気付いた。
というか、良い歳した大人が何を今さらって感じなんでしょうけども、これすごく大事!

安田成美さんが夫の木梨憲武さんのことを
「自分で自分の機嫌を取ることが上手」
と、言っていたが、まさにこれですね!

私は自分勝手で、幼稚なところを自覚しながらも、
黙認していた。
悪い方の「これでいいのだ!」を地で行ってしまっていた人間だった。

だから、どこか他力本願というか、
「いつか王子様が〜末永く幸せに暮らしましたとさ」
を本気で求めていたし、これまでお付き合いした
男性には、強烈に求めてしまっていたと思う。

自分の理想を押しつけて、そこから少しでも外れると、「なんで私の気持ちを理解してくれようとしないの?」とヘソを曲げていた。
なんとも幼稚である。
男性は、「どうしたらいいか、わからない」と言うばかりだった。
まさに、その通りで、どうしたら、その人が幸せになれるか?は、その人にしか、わからないのだ。

それに気付くのが遅すぎた…。
自分の思い通りに動いてくれない男性に、
イラだち、失望し、悲しんでいた。

たとえば、私がピンチの時に駆けつけて、
颯爽と私を助けてくれる、みたいな少女漫画的発想を捨てられずにいたのだ。
よくよく考えてみれば、少女漫画の作者は大体、女性で、そりゃ女性の求めてることがわかるわな、ということだった。

これまでの男性との付き合い方を振り返ってみても、いつも私ばかりが「ああして!こうして!」と求めてばかりで、相手からは何ひとつ求められてはいなかったな、と気付いた。
きっと私のことを好きでいてくれて、我慢して我慢して、頑張ってくれていて、でも何かのきっかけで、緊張の糸がパンと切れて、疲れてしまったのだと思う。

私はいつも自分本位で、
「なんで私のことを幸せにしてくれないの?」
と、思っていた。
こう文字にすると、心底恐ろしい女である!
おまえさんは、相手の幸せを願ったのかい?と。

だから、私はこれからは、自分の機嫌は自分で取る。
自分を幸せにできるのは、自分だけ!と、肝に銘じたのである。

それで、自分に大切な人ができたら、
その人を幸せにしてあげる努力をしたい。
尽くさないけど。

その人の良いところを最大限に活かせるようにしたいし、その人が幸せであることを何よりも望みたい。
だから、私も無理はしない。
まずは、自分のベースを整えるためにも、
・好きなことをする
・嫌いなことはしない
・自分に嘘はつかない
・自分のことを好きでいられる行動をする
・お天道様を意識して行動する
こんなことを意識することで、自分を大切にして、
相手も大切にする。

そういう心掛けをしたい。

気付くのが本当に遅すぎたし、
自分の人生に対して、高すぎる授業料を払った。

結局、自分に嘘はつけないし、
無理しても、あとから歪みが出てしまう。
そうであるならば、最初から素の自分として、
無理はしない、背伸びもしない、でいいかなと思う。
そこで、離れていく人は追い掛けないし、
面白がってくれる人とは仲良くしたい。

今は、この境地に至っている。
もう恋愛にどっぷりハマりたくない。
恋愛だけに依存しがちな自分から卒業したい。

もし何かピンとくるものがあれば、よろしくお願い致します!