【蛙化体験記3】こんなの、私じゃない
おはこんばんは。
前回は8年の片思いを経て、無事にAくんと付き合うことができたお話でした。
今回は、そのAくんに対して、8年間も好きだったのに蛙化をしてしまったお話です。
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いや、あなた私のこと好きじゃないの?
初デートは地元の夏祭りです。
二人きりはまだ恥ずかしいと言われ、友達カップルとダブルデートしました。
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感想。
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「え???デートとは??」
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終始Aくんは友達の彼氏と話してばかり。
あれ、私、あなたの彼女だよね?
話しかけてもそっけなくて、すぐ友達の彼氏のところに行ってしまいます。
Aくん曰く「恥ずかしいから」
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こっちは8年間も片思いしてて!
やっとその想いが叶ったのに!
こんなんだったら友達のままで軽口叩いている方が良かったのかな…
なんて初っ端から思っていました。
なんか、いつもと違う
Aくんとは同じ部活なので、練習は男女別だったけれど大会は一緒です。
「彼氏が応援に来てくれるから頑張らなくちゃ!」
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…なんて私には思えなかったんですよね。
運動部だったので、競技中の顔はきっと必死すぎて不細工だし、
部活には本気で勝ちたい!って思っているのに、
そんな彼氏からの見られ方を気にしている自分も嫌だし。
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彼氏がいると、なんか、いつもの私じゃないんです。
しかも、悪い意味で。
逃げて逃げて逃げた
LINEのやり取りとか、一緒に帰ったりもしましたが、何かと理由をつけてデートは断っていました。
なんとなく、Aくんと一緒にいる自分が好きじゃなかったからです。
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3年生になると受験とかで忙しくもなりましたし。
それでも、一緒に勉強したりとかはしていました。
塾が一緒だったのと、やっぱり好きではあったので。
デートは何をしたらいいかわからないけれど、勉強は勉強をすればいいのでわかりやすい。
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「次何する?」
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っていった質問もこないし、
デートは嫌だけれど、それでもあなたとは一緒にいたいとは思ってる、の意思表示になる。
え、お勉強デート、いいやん。
私天才。
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しかし、それも途中で、
「一緒にいると緊張して集中できないから、勉強やめよう」
と彼に言われました。
ちょとずつ、ちょとずつ、言語化できないもやもやが立ち込めてきました。
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部活での彼からの応援を、素直に喜べない。
デートを嫌だと思ってしまう自分が嫌だ。
相手は緊張するほど好きでいてくれているのに、私は同じくらい彼を好きなのだろうか。
…これって、一人の方が、楽じゃない?
そうして、
結局中学の卒業を機に自然消滅。
1年ちょっと付き合ったけれど、デートは3回しか行きませんでした。
今思うと、
自分から好きになってないじゃん。
本当に好きだったの?
自分勝手すぎるよ
今思うと、相手は相手の、私は私のペースがあったんだね。
ツッコミどころ満載な初彼氏。
そして私の言動。
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でも当時は、彼氏のことが本当に好きで、
付き合えたのが嬉しくて、
そしてお別れしたのも苦しくて。
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もう恋なんてできないんじゃないかとも思いました。
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今思うと、なところはどうとでも言えるけれど、
あの時の私は確かにこう思ったっていう部分も嘘ではないので、
蛙化って厄介ですね。
ひとまず、私が最初に経験した蛙化のお話は以上になります。
その後の恋愛も全て蛙化でダメにしてきたので、
そちらもお話しできたらと思います。
当時の私は、蛙化なんで存在も知らなかったし、相談できる人もいなくて本当にしんどかったです。
もしよろしければ、コメントを、あなたの気持ちを吐き出す場に使ってください。
科学的にも、書き出すっていいらしいので。
本日もご覧いただきありがとうございました。
それではみなさま、また明日。
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