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身体を統制するシステムもメンテナンスできるのね

身体のメンテナンスについてちょっと難しい話。

先日とても自分が整体を受けて珍しい体験をしたんです。そのお話。

まず、スイミーの整体は、すごくシンプルです。
目の前にある筋肉、靭帯、関節、とどう向き合うか。いかにちょうど良く緩ませてバランスのいい状態に持っていくかを考えてます。
硬結を緩める、筋膜間の結着を緩める、関節胞内の圧の均衡を整える、それに尽きるというか。
結局、今の身体の状態を改善すればいいと考えて施術しています。
ただ、人によってすぐ凝っちゃう人と中々凝らない人、すぐ凝っちゃう場所とそうでもない場所っていうのがありまして、すぐ凝っちゃう人はこまめにメンテナンスするしかないんですね。それって、身体の使い方だから仕方ないと思っているんです。
私の身体では右肩が、まあ、すぐ凝る。他の場所に比べて大した負荷をかけてなくてもすぐ凝るんです。でもそれは使い方と身体のバランスなんだろうと思っていたんです。
ところが、先日知り合いの整体師さんと技術のシェア勉強会をしていて、システムのエラーに対してのアプローチを教わりました。
どういう事かというと、例えば機械のメンテナンスと考えたとき、私たちはボルトを締め直すとか、油を注すとか、その機械がやりたい動きを最大限に出来るよう調整してるような感じなんです。
それに対して、その機械やりたい動きを統制しているコンピュータのシステムのバグやエラーをリセットする方法を見せて下さいました。
私の場合、寝た状態で脱力し、左腕だけを曲げると右肩小胸筋辺りが緊張することがわかりました。つまり、左手を動かすたびに右肩に力が入っていたということです。
そういうエラーというか、使い方の癖ですね。
だから無駄に力が入っている時間が多く、すぐ凝っていたんです。
そこで、右肩に緊張のでる左腕の動きをやりながら、右肩には弛緩するようアプローチすると、そのうち左と連動して緊張することはなくなりました。

いやー、面白かった!!

ただ、これまで使ってたOSが変わったようなものなので、その後、身体の使い方に慣れなくて結構大変でしたww
今度、私が整体をやろうしたら、意識しなくても入ってた力が意識しないと入らないので、まあ、上手く動かない!しばらくアップデートした身体で練習が必要ですね。

とはいえ、これからは凝りにくくなる気がしております!!

先日この方と一緒に施術したんですが、見立ては一緒だったり、気になる箇所はカブるのに切り口が違って、でもやる事は近くて、あまり会話もいらずとても面白い体験でした!


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