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ルオー展など

東京遠征2日目です。
すみだ北斎美術館「大いなる山岳」を見ました。こちらの美術館は葛飾北斎の美術館で、両国駅の近くにあります。

北斎は全国各地の名所絵をたくさん描いていますが、その中でも富士山をはじめとする山を描いたものは多いです。各地から見る富士山、いろいろな地方の山(大阪の天保山もありました)を描いた絵には、その地を歩く旅人や、そこで働く人たちが生き生きと描かれていました。

大いなる山岳、フォトスポット

受付でチケットを買った時に、先着100名に北斎パッケージの「堅あげポテト」を配っているということで、ありがたくいただいてきました。

リーフレットと堅あげポテト

また、こちらの美術館では企画展のリーフレットを350円で販売していて、手ごろなお値段なので行くと買うようにしています。

そして本日の2件目はパナソニック汐留美術館「ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー」です。マティスを見たら、セットでルオーも見なくちゃでしょ!と思っていたのです。以前、こちらの美術館で神坂雪佳を見た時に、常設のお部屋でルオーを見て感激したので彼の作品をまとめて見られる機会を待っていました。

秋の夜景

最後のお部屋(晩年に描かれたもの)のみ撮影可能でしたので、何枚か撮影してきました。が、大戦中に描かれた《ホモ・ホミニ・ルプス(人は人にとりて狼なり)》などは今の時世もあって胸を衝くものがありました。

キリストとの親しき集い

ルオーの師であるモローの《オルフェウスの苦しみ》や、モローからルオーに宛てた書簡(複製)の展示もありました。しかしモローは良い先生だったのでしょうね…個性の違ったマティスとルオーを、個性を生かしたまま育てたわけですから。

かわいい魔術使いの女

そして最後に泉屋博古館東京で「木島櫻谷 山水夢中」を見て帰ってきました。実は山水夢中は京都でも見たのですが、展示内容が少し違っていて大好きな「駅路之春」が見られるということだったので。

大好きなおうこくさんをたっぷりと眺めて、行ってみたかったおしゃれなHARIO CAFEにも立ち寄り関西に帰ってきました。2日間で6館回ったのかな。頭がとても疲れました。でも遠征だと欲張ってたくさん回ってしまうんですよね。

今回、マティス以外は「ぐるっとパス東京」縛りで行こうと思い立って、頑張って回りました。結構使いでがありますよね…

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