建武の新政を学ぶコツ

室町時代を学ぶ前に2年間行われた
建武の新政という時代がありました。
中心人物は鎌倉幕府を滅ぼした「後醍醐天皇」です。

しかし建武の新政は2年間で挫折します。
なぜか?

それは、理想とする時代が
平安時代の公家社会だからです。

公家社会からの独立で
鎌倉幕府が成立したのに、
今更公家社会を夢見るのは、
お公家さんだけです。

というわけで武将たちの反感を喰らって
挫折します。

その反対勢力のリーダーが
北条氏を裏切った「足利尊氏」となります。
足利尊氏は裏切り者のレッテルを常に貼ってます。

ちなみに挫折した後醍醐天皇は逃走し、
奈良県の吉野で南朝という新しい政権を作ります。
京都には天皇が実在するのにね。

京都にいる天皇は足利尊氏主導のもと北朝を立てます。

ここで南北朝時代が到来します。

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