江戸時代を学ぶコツ

江戸時代は265年あって学ぶのが大変ですね。
ここは平安時代と同じように4つの時代と考えると分かりやすいですよ。

武断時代(初代~3代)
文治時代(4代~7代)
改革時代(8代~12代)
幕末(13代~15代)

以上になります。

武断時代は、
関ケ原の戦いや大阪の冬夏の陣などで
功績をあげた大名たちを次々と潰した時代です。
戦いの他に法律や制度を作り二度と徳川家に歯向かえないように
努力した時代になります。

文治時代は、
とりあえず歯向かう大名がいなくなったので、
これからは官僚時代ということで幕府直轄の大名が活躍したり
生類憐みの令など福祉事業にいそしんだ時代になります。
まだこの時はお金が沢山ありきらびやかな時代でした。

改革時代は、
享保の改革→田沼時代→寛政の改革→大御所時代→天保の改革
となっており、コメが大事か?金が大事か?の選択を迫られる時代が交互に表れます。
この変わり目は災害が引き金となっております。

幕末
改革時代は日本全国で行われた時代ではなく、
幕府直轄地で行われたものでした。
天保の改革は最終的に失敗に終わりますが、
この裏で独自で行われた改革が成功する藩が現れます。

それが薩摩藩長州藩などの外様大名たちです。
これらを雄藩と呼び、その財力を利用して、
幕府中枢に進出します。

そして最後には、
雄藩と朝廷が結び付き江戸幕府は終焉を迎えます。

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