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週末物書き絵描き 本職はIT系オフィスワーカー 妻子持ちのアラフィフ

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マガジン

  • 魔王からの招待状

    「盾の勇者の成り上がり」の二次創作です。

  • 「盾の勇者の成り上がり」短編集

    「盾の勇者の成り上がり」の二次創作です。 短編のみコレクトしました。

  • 盾の勇者に成りすまし

    「盾の勇者の成り上がり」の二次創作です。 拙作「魔王からの招待状」のスピンオフでもあります。

最近の記事

「魔王からの招待状」第三章(2)【sidebar】 いざ隠れ家 を公開しました。久しぶりのため、リハビリも兼ねて別視点のアプローチとしました。余りに酷い文章という自覚はあります。後ほどリファインしますのでお許しください。

    • 第三章(2)【sidebar】 いざ隠れ家

      更新履歴 [2019/01/20] ・初回掲載 今回は普段に増してオリジナル設定が多いです。原作と相違があるかもしれませんが、ご了承ください。 メルロマルク秘密特務隊、通称『影』。元は国王の身辺警護を行う組織が、王命を受けて諜報活動などにも携わるようになり、国の暗部に深く交わった結果誕生した、云わば隠密である。 王族の内紛、三勇教の壊滅と四勇教の擁立、新しい女王の即位など、様々な事変が起きたこの一年あまり、メルロマルクの『影』はその度に大きく組織の形を変え、現在は三つの部

      • 短編「女騎士、ラフタリアを語る」を公開しました。 時系列的には「復興祭」の辺りに挿入されるお話です。 改行幅が不揃いな理由が良く分りません。 あ、遅くなりましたが「盾の勇者の成り上がり」アニメ化だそうでおめでとうございます。 最近少しビュー数が増えているのはその影響でしょうか?

        • 女騎士、ラフタリアを語る

          復興祭を明後日に控え、村は活気にあふれ、普段よりも賑やかだ。 俺は伯爵もとい侯爵の執務室で、女騎士と復興祭期間中の警護について打ち合わせをしている。 と言うか、一方的に話を聞いている。 因みに… 侯爵の執務室は村の食堂の一角、厨房の隣にある。 常識的になりえないだろ、このレイアウト。 村の復興開始当初から、俺が厨房に居る時間が長かったせいで、近くに書類が積み上げられ応接セットが据付けられた結果、こうなってしまった。 一応、衝立のようなもので隔ててあるが、中の会話はほぼ食堂に筒

        「魔王からの招待状」第三章(2)【sidebar】 いざ隠れ家 を公開しました。久しぶりのため、リハビリも兼ねて別視点のアプローチとしました。余りに酷い文章という自覚はあります。後ほどリファインしますのでお許しください。

        • 第三章(2)【sidebar】 いざ隠れ家

        • 短編「女騎士、ラフタリアを語る」を公開しました。 時系列的には「復興祭」の辺りに挿入されるお話です。 改行幅が不揃いな理由が良く分りません。 あ、遅くなりましたが「盾の勇者の成り上がり」アニメ化だそうでおめでとうございます。 最近少しビュー数が増えているのはその影響でしょうか?

        • 女騎士、ラフタリアを語る

        マガジン

        • 魔王からの招待状
          11本
        • 「盾の勇者の成り上がり」短編集
          1本
        • 盾の勇者に成りすまし
          1本

        記事

          「盾の勇者の成り上がり」第一章:邪道的召喚を公開しました。元は「魔王からの招待状」の中で過去編として書いていた部分をスピンオフして、新マガジンとしました。並行して書いて行きたいと思います。真緒というキャラクターを多面的に掘り下げるのが目的の一つです。お楽しみに。

          「盾の勇者の成り上がり」第一章:邪道的召喚を公開しました。元は「魔王からの招待状」の中で過去編として書いていた部分をスピンオフして、新マガジンとしました。並行して書いて行きたいと思います。真緒というキャラクターを多面的に掘り下げるのが目的の一つです。お楽しみに。

          第一章:邪道的召喚

          最初は夢だと思った。 もう何日も、現実と夢の境界線が曖昧だ。 いや、時間の感覚も曖昧だから、未だ数時間かも数週間かもしれない。 先ず目の前が真っ暗だ。 両まぶたの上にテーピングのようなものが貼られていて、目が開けられないから当たり前だが。 耳もろくに聞こえない。 唸り声とも騒音ともつかないくぐもった音が常に頭の中を回っていて、不快な事この上ない。 手足もろくに動かせない。 麻酔が効いてるように感覚が無いが、痛みも無いのがありがたい。 しょっちゅう意識が飛ぶ。 意

          第一章:邪道的召喚

          「魔王からの招待状」第三章(1)会談 を公開しました。 遅くなった言い訳は色々ありますが、書ききれないのでしません。 マガジンを階層構造にする方法って無いんですかね?

          「魔王からの招待状」第三章(1)会談 を公開しました。 遅くなった言い訳は色々ありますが、書ききれないのでしません。 マガジンを階層構造にする方法って無いんですかね?

          第三章(1)会談

          一夜明けて、メルロマルクと魔物の国マーヴェッケンの非公式な打ち合わせの日となった。 仲居が勇者たちを朝食に案内した場所は、昨夜の座敷とは違う部屋で、絨毯の敷かれた洋風な内装に椅子と長テーブルを組み合わせたオーソドックスなしつらえだ。 朝食はビュッフェスタイルとなっていて、机の上に並べられた数々の料理には、二つ折りの手書きPOPが添えられていた。それぞれの料理の説明書きがメルロマルク語で書かれている。 『本当に… 完璧主義というか、凝り性というか…』 即席で書いたのであろう、ま

          第三章(1)会談

          「魔王からの招待状」第二章(5)歓待と布石と を公開しました。 年末に公開すると言っておきながら、間に合わず申し訳ありません。 第二章はこれで終わり、いよいよ第三章に移ります。 ついついディテールを書き込みがちですが、少しテンポを上げる所存です。 今年もよろしくお願いします。

          「魔王からの招待状」第二章(5)歓待と布石と を公開しました。 年末に公開すると言っておきながら、間に合わず申し訳ありません。 第二章はこれで終わり、いよいよ第三章に移ります。 ついついディテールを書き込みがちですが、少しテンポを上げる所存です。 今年もよろしくお願いします。

          第二章(5)歓待と布石と

          更新履歴 [2018/07/27] ・改行ルール統一 ・一部表記訂正、誤字修正 魔王の隠れ家を称する温泉旅館じみた建物。その廊下を歩いている亜人姿のサディナ。はだけた浴衣は彼女の豊満な肉体を隠しきれず、さらしに収まらない(収めようとしていない?)胸部が半ばほど露になっていた。考え事をしているのか常になく下を向いて、両肘を抱きしめるようにしてのろのろと歩いている。 『…はぁ、失敗したわ』 自分でも何故逃げ出したのか、わからなかった。基本的に機に臨んで逃げるという選択肢を持たな

          第二章(5)歓待と布石と

          「魔王からの招待状」第二章(4)急接近@温泉 を公開しました。 サービス回ですが、文章力の無さからサービスになってません。 長いです。 でも切り所が見つかりませんでした。 公開が遅くなりました事も含め、全て未熟故とお許しください。 次は宴会のはず。 公開は年末になるかも。

          「魔王からの招待状」第二章(4)急接近@温泉 を公開しました。 サービス回ですが、文章力の無さからサービスになってません。 長いです。 でも切り所が見つかりませんでした。 公開が遅くなりました事も含め、全て未熟故とお許しください。 次は宴会のはず。 公開は年末になるかも。

          第二章(4)急接近@温泉

          更新履歴 [2018/07/23] ・改行ルール統一 ・一部表記訂正、誤字修正、追記 「と言う訳で、悪い女神に召還された俺は、これまた悪い魔王に拐かされて、哀れ魔物にされてしまいましたとさ。 とっぴんぱらりのぷぅ」 「長くねーよ、短けーよ」 一文で語り納めたロックにノータイムで突っ込む尚文。流石に自分に対する突っ込みは切れ味が良い、がどこか茶番めいた雰囲気になる。そんな白けた空気を察してか照れ隠しか、不機嫌そうに二人は視線を逸らせた。 「魔王は人間を魔物に変えられるの!?」

          第二章(4)急接近@温泉

          (続き) 仕方なくセッションを二つに分けましたが、前段の引きが前回と同じになる始末… 後段はもう会話劇になってるし、色々グダグダです。 申し訳ありません。 今回膨らました設定が多々ありますので、その辺りを整理してから、話を進めたいと思います。 二週間ほどお待ちください。 それでは

          (続き) 仕方なくセッションを二つに分けましたが、前段の引きが前回と同じになる始末… 後段はもう会話劇になってるし、色々グダグダです。 申し訳ありません。 今回膨らました設定が多々ありますので、その辺りを整理してから、話を進めたいと思います。 二週間ほどお待ちください。 それでは

          「魔王からの招待状」 第二章(2)魔王の隠れ家にようこそ そして 第二章(3)転生者ロック を公開しました。 もし待っておられた奇特な方がいらっしゃいましたら、遅くなりました事を陳謝いたします。 読んでいただければわかりますが、「真緒、喋りすぎや」。 (続く)

          「魔王からの招待状」 第二章(2)魔王の隠れ家にようこそ そして 第二章(3)転生者ロック を公開しました。 もし待っておられた奇特な方がいらっしゃいましたら、遅くなりました事を陳謝いたします。 読んでいただければわかりますが、「真緒、喋りすぎや」。 (続く)

          第二章(3)転生者ロック

          更新履歴 [2018/07/22] ・改行ルール統一 ・誤字修正、追記 ・一部設定にそぐわない部分の訂記 招待状に同封された水晶柱から流れ聞こえたのと同じ、朗々としていて且つ艶麗な声。その声の主は簡易の玉座から立ち上がり、両手を広げて勇者達を迎え入れた。 その顔は 「…真緒…か?」 ラフタリアを除く全員が驚きの表情のまま、魔王を見つめる。 先程とは違い、濡羽色をした身体の線が出るマーメイドラインのドレスの上に丈の短い濃緋色のケープを纏い、長い黒髪は結い上げられ艶やかな光沢を

          第二章(3)転生者ロック

          第二章(2)魔王の隠れ家にようこそ

          更新履歴 [2018/07/17] ・改行ルール統一 ・一部表記訂正、誤字修正、追記 ・水晶の勇者に対する尚文の突っ込みが甘かったので追記 絶句している勇者一行を見て首を傾げた真緒は彼らの沈黙の意味を取り違えたのか、慌てたように視線を落として指を胸元の辺りで躍らせた。勇者達はそれがステータスアイコンからオプションを弄っている動作と理解する 「私は水晶の勇者、名は山王真緒と申します。 どうぞ、お見知りおきくださいませ」 改めて同じ言葉を繰り返す真緒。先程との違いは、ルージュの

          第二章(2)魔王の隠れ家にようこそ