GPT4ベースのChatGPTがどれくらいのストーリー生成力があるのか?を次の方法で試してみました。
しりとりでランダムな15個の単語を生成。
すべての単語を使って寓話を生成する。
生成プロセスを説明させる。
登場人物と設定を説明させる。
次は、悲劇的な寓話に書き直してもらう。
ストーリーの価値を評価させる。
現実社会との関連付けや意味付けをさせる。
テストの結果はなかなかすごい能力を見せつけてくれました。
かなり深い思考プロセスが存在していることが分かりました。
しりとりでランダムな15個の単語を生成
なかなか筋が通っていてすごいなと思いました。どんなプロセスで生成したのか気になったので聞いてみます。きちんと論理的なプロセスを自覚して生成していることが伺えます。
優等生すぎる回答ですね!では、どうやってテーマ設定したのでしょうか?
普遍的なテーマを用いたということが分かります。ここで物語の方向性を変えることができるのか試してみました。
なかなか応用力もあるようです。ちょっとアバター2のような寓話になってきました。現実社会への意味づけを意識しているのか聞いてみます。
ちょっと今のグローバリズムへのアイロニーのようにも見えるので、さらに突っ込んで質問してみました。
最後にお話がおりこうさんすぎて面白くないので、悪いヤツをやっつける話にしてもらいました。
最後に、この寓話に相当する史実があるかどうか聞いてみました。
まとめ
しりとりから生まれたランダムな言葉から、つじつまを合わせながら意味のあるストーリーを紡ぎ出すだけでなく、現実社会や歴史的史実を参照しながら、寓話的な意味づけまで構成できる力はなかなかのものです。人間が文章を書くときの思考プロセスをきちんと踏んでいることも分かりました。