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夕凪の時代を夢みている

「何年か前、私のオーナーは私に店を預けていきなりどこかへ行ってしまった。どこにいるやら、何やってるやら。いつかは帰ってくるのかしら。私はロボットで良かったと思う。いくらでも、待っていられるから」

わたしのとても大好きな作品、ヨコハマ買い出し紀行。この作品みたいなゆっくり終わっていく世界が、わたしが暮らしたい未来のまち。

「お祭りのようだった世の中」がゆっくりと落ち着き、のちに「夕凪の時代」と呼ばれる近未来の日本(主に三浦半島を中心とした関東地方)を舞台に、「ロボットの人」である主人公初瀬野アルファとその周囲の人々の織りなす「てろてろ」とした時間を描いた作品。
作中の社会状況は、明言はされていないが、断片的な記述を総合すると、地球温暖化が進んで海面上昇が続き、産業が衰退して人口が激減し、人類の文明社会が徐々に衰退し滅びに向かっていることが示唆されている。しかし、その世界に悲壮感はなく、人々はむしろ平穏に満ちた日々を暮らしている。(wiki引用)

写真にどうにも収められなくて、だったら目と心に焼き付けようと思える、見惚れてしまうような未来のまちの中で、おいしいコーヒーが飲めたら……

それ以上いいなって思うことない。


※コンテストにあったお題で“暮らしたい未来のまち”書いたけど放置してたやつです。なんとなく残したかったので投稿しました。

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