どうせ映画館で見る習って理由で最近はピクサーでも字幕で見るようにしているけれど、日本語主題歌を一切聞かずに終われるのはデカいポイントかもしれない。Disney＋でもそういうことできないし。

他人に勧めやすい　★★★★★
個人的に好きか　　★★★☆☆

総評として多かったのが「良くも悪くも普通」だけれど、正直この映画は普通だから良いんだなって感じだった。

主にエンバーとウェイド、エンバー家族の２つを軸に話がある分それ以外のキャラクターや土と風のエレメントが添え物レベルでしか見れなかったりと物足りないところは出ちゃうけれど、メインとして出さなくても十分なほど描写としては見せてくれてはいるしスピンオフを出すにも十分な余白でもあるのはピクサーっぽいなって感じ。

プラスで変にストレスがかかりそうな描写がかなり省かれてるな、て印象もある。
序盤のエンバー誕生から成長までを描くシーンでは父親は自分の店を継がせるために尽力している空気があってエンバー自身も父親の店を継ぐのを刷り込みに近い形で意識しているので苦手意識を持ってしまいそうな人は少なくはないだろうけれど、別にこの部分で物語が大きく動くようなこともなくエッセンスとしての機能が主なので変に気を揉んだりしないで見れるのはいい所なのかなとも思う。

こんなに他人と見に行くのに適した映画を世に送り出せるのってスゲェ～～よ。て話をしたかった。あと２週間はやってくれそうだしマジでおすすめです。
それを一人で見に行ったのだけは悔しい。本気で。