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キャッシュレス推進派の現金取り扱い術

あなたは現金派?キャッシュレス派?

現代社会において、キャッシュレス決済が一般的になる中、手元の現金が生産性の低さに煩わされることは少なくありません。詐欺の温床となり、保管料や輸送料がかかり、手動で数える手間もついて回ります。

ちきりんさんのこの放送の中で取り上げられている生産性の低いものを速攻排除すべき!の中にも「現金」が含まれていました。



そんな中、我が家の近くには現金払い専門のドラッグストアが出店されました。早速現金払いを覚悟して開店セールに行ってみたところ、小銭の扱いやお釣りにまつわるエピソードからその面倒臭さを再認識しました。この記事では、私が現金を使わざるを得ない場面とその際の効率的な取り扱い術、そしてキャッシュレス社会の波に逆らう心情について探ってみたいと思います。


現金払い専門のドラッグストア?!

我が家の近くに最近できたのはドラッグストアコスモス。コスモスは低価格を維持するために原則現金払いしかできません。店内にもデカデカと「低価格を維持するためにキャッシュレス決済は導入していません」と書かれていました。開店セールであることも手伝い確かにお安い商品が多かったです。

が、

最近は本当に現金を扱うことが減り、日用品の買い物では久しぶりに現金払いをしました。そして、現金決済の手間を身をもって実感したのです。

一つ一つは本当に小さいこと。例えば、手を繋いでいる子供と共に小銭を扱うことは至難の業。「ちょっと!ここおってよ!!」と思わず叫んでしまいます(笑)
お釣りを受け取るという行為もキャッシュレスに慣れた私はすっかり忘れてしまっていて1円玉のお釣りのために店員さんに呼び止める手間を与えてしまいました。(ごめんなさい!)サッとその場を去りたい気持ちも束縛され、これも思わぬストレス。
小銭の独特の匂いも気になり、何だかスッキリしない気分になります。

現金払いのめんどくささやストレスが如実に現れ、キャッシュレスの利便性と比較してみても、現金の取り扱いには改めて問題があることを痛感しました。

現金を求められる場所はまだある

現代のデジタルな決済手段が進化する中で、便利な一方でまだまだ現金が必要な場面が存在します。私の生活でも、現金を使うべき場面がいくつかあります。

小規模な医療機関
小さなクリニックや診療所では、まだまだ現金決済が主流です。私がよく使う医療機関でも診察料や処方箋代などは、現金での支払いが必要な場所が多いです。

行きつけの美容院
私が利用してる美容院は個人経営の隠れ家的な美容室。美容師さんにもキャッシュレス決済を導入した方がいいか相談されたことがあります。キャッシュレス決済を導入したら施術代の値上げは避けられないと言われました。そう言われると悩ましい。

息子の保育園給食費の支払い
引き落としや振込すら受け付けてもらえません。一般的にはどうなのでしょうか?

冠婚葬祭のためのお金
結婚や葬儀、お祝い事では、贈り物やお布施の際には現金が求められることが一般的ですよね。さすがにピン札をいくらかは用意しています。

夫のお小遣い(笑)
分かりやすいからと現金を使用しています。※ちなみに私のお小遣いは住信ネット銀行の目的別口座で管理していて快適です。

私のように基本的にキャッシュレス派であっても、これらの場面では適切な準備が必要です。

効率的な現金取り扱い術

本当に現金の取り扱いはめんどくさい。というわけで、少しでもストレスが少なくなるように効率的な取り扱いが大切です。ここでは、私が実践している取り扱い術をご紹介します。

必要な場所で使用するものをまとめる

母子手帳ケースや美容院のポイントカードなど、必要な場所で使用するアイテムをまとめ、それに合わせて現金もセットにしておきます。これにより、支払い時にスムーズに取り出せます。

↑財布を持たない私の話はこちら

必要な現金はまとめて引き出す

現金を使う場面で必要な金額は、あらかじめまとめて引き出しておきます。例えば、息子の給食費や夫のお小遣いは1年分を千円札や一万円札であらかじめ用意しています。これにより、支払いの手間を減らします。

車のダッシュボードに少額の現金を仕込む

常に車移動が多い私としては、車のダッシュボードに少額の現金を仕込んでおくと便利です。急な支払いが必要な場合でも、車内に現金があることでスムーズに対応できます。

これらの取り扱い術を実践することで、現金払いの際にストレスを最小限に抑え、効率的かつ便利に利用することができます。キャッシュレスが進む一方で、必要な時にスムーズに使えるよう、現金の取り扱いも工夫することが大切です。

キャッシュレス決済のさらなる浸透を期待する

現金の取り扱いに苦慮しながらも、キャッシュレスの普及を期待しています。デジタルな決済手段の進化により、生活がより便利になる反面、現金の面倒さも浮き彫りになりつつあります。一方で、現金が必要な場面が限られることは好意的に捉えるべきだと感じています。その限定的な使用が、贈り物や伝統行事などでの特別な場面において、現金の意味合いを際立たせています。

また、現金が必要な場面が限られることで、キャッシュレス決済がますます浸透する可能性があります。これにより、キャッシュレス文化が一層広がり、生活がよりスムーズになることでしょう。

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