見出し画像

空白の日の方が

WEB本棚サービスの「ブクログ」のアプリには、「今日読んだ」というボタンが表示される。
押すとカレンダーに印がついて、読書記録がつけられるのだ。
日々、1ページでも1分でも本を読んだら、ブクログを立ち上げてそのボタンを押す。カレンダーに印が連続していくのを見てちょっとご満悦になる。

けれどこないだの土日は、連日の引越し作業でとても本を開く余裕がなかった。結果、読書カレンダーに二日間の空白。
先月も先々月も、カレンダーに空白の日はいくつかある。そして、空白の理由って割と覚えているものだ。
この日疲れ切ってたんだよな、とか、別の作業に夢中になってたな、とか。
つまり、空白の日の方がむしろ記憶が雄弁だったりするのが面白い。

引越し作業で日々整理整頓が続いていて、しかもまだまだ終わりが見えない。
日々確実に過ごしやすい部屋になってはいるのだけど。理想には、遠い。(理想に辿り着けるかもまた別問題だ)
一旦あえてストップして、全く別のことをしたい。気分転換は大事だ。
それこそ、じっくり本を読もうかな。

まとまった雨は久しぶりな気がする。
引っ越しでたくさんゴミが出たので、ゴミ出しを何往復もするためにレインコートを引っ張り出した。
しばらく暖かい日が続いて桜の開花を後押ししたのに、またぐっと冷え込むらしい。厚手の羽織ものをまだ残しておいてよかったみたいだ。行きつ戻りつ進む季節。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?