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何であえて読書を趣味に選んだんですか?

通話アプリで、日々年齢も性別も職業もさまざまな人たちと話すことにハマっていた時期がある。
コロナ禍に差し掛かるかどうかという時期の頃だ。
ある日、30代の男性と話した。私は自己紹介ついでに読書が趣味だというと、タイトルのことを言われたのだ。何であえて読書を趣味に選んだんですか?

その場で彼に何と答えたかは覚えてない。
ただ単に幼少期に本を読み始めて、その習慣が今でも続いてるだけなんだけどな、という答えのみだ。今思い返しても。
逆に、今の時代に「何であえてスマホを毎日見てるんですか?」「何であえて毎日動画鑑賞してるんですか?」って聞かれてもあなたも困らない?
あの時、顔も本名も知らない彼にそう答えたのかどうか、やっぱりよく覚えてない。

SNSを見る時間が明らかに減った。
依存を自覚して(元々してたけど)、少しでも距離を取ろうと設定したアプリ使用時間の制限に引っかかることもほぼなくなった。
そして、判明した事実。――割と、割と時間を持て余してるぞ、私。
さて何すっかな、とふと目を上げて、しばらく考えても「……、……」みたいな“無“の瞬間がよくある。

悟った。
ならば、本を読め。
今までも読んでたけど、いっそう読め。
SNSよりは読書のほうが健全だ。(※人によるかも)

というわけで今月は、先月よりはよく読書したのでした。
読書はいいものですよ。確かに心からそう思ってるけど、その根拠や説得力を言語化できる力が私にあれば、もっと読書へのポジティブなイメージを発信できるのかも。
前述の彼の発言を思い出しつつ、ふとそう感じる日。

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