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実技試験のこれどうしよう?

こんにちは、ぺろよしです。
造形と言語のメイン記事は一通り書いたのですが、受験するにあたってこんな時どうするの?とかちょっとしたレベルで気になる点を今回は書いていきます。いつもの通りぺろよしがやってきた中での経験談みたいなものなので、フーンそうなんだくらいの軽い気持ちで読んでくださいね。

令和3年後期実技試験の私の体験談は以下にまとめております。全く同じとはいきませんが「こんな感じなんだなあ」と参考になれば幸いです。


◆【言語・音楽】結局マスクはどれがいい?

新型コロナウイルスの影響により、まだまだマスクが手放せない生活が続いています。保育士試験でもマスクの着用・アルコール消毒は必須ですが声を出す必要のある言語試験や弾き歌いの音楽試験では、早い内から自分に合ったマスクを探すのがお勧めです。
言語や音楽で声を張ると口が大きく動きますよね。そうなると普段使っているマスクだと「ズレてきて鼻が出てしまった」「プリーツが口にあたってお話に集中できない」となる可能性もあります。実際鼻が出てしまった・マスクを直したからといって不合格にはならないとは思いますが、ワンフレーズごとにズレてきたりすると気になってしまいますし、自分が全力を出せるようにするためにも試験で着用して快適なマスクをぜひ見つけてほしいなと思います。

顔形や好みは人それぞれなのですが、ぺろよしのおすすめは「ダイヤモンド型マスク」です。立体構造マスクも色々な形がありますがこちらのタイプだと鼻もより出にくく呼吸がしやすかったのでよかったです。

ぺろよしはスギ薬局のオリジナルブランドのものを使いました。生地自体がしっかり厚みがあったので寒い時期の後期実技試験にはお勧めです。ダイヤモンド型だと「KUCHIRAKUマスク」「ヴィクトリアンマスク」などが有名ですが、KUCHIRAKUは薄いので夏には涼しくてぴったりだと思います。他にもマスクの内側に入れるカップ(マスクカップで検索すればヒットします)やズレ防止のシールなど便利なグッズも売っていますので、ご自身で色々カスタムしてみてもいいと思います。あと、念の為の予備マスクは持っていきましょう。うっかり飲み物をこぼしたりして汚してしまうかもしれませんよ~!(ぺろよしもやりました。水だったので事なきを得ましたが)



◆【言語・音楽】喉を大切にしよう

言語・音楽を受験する方は発声命です。なので本番「乾燥して声が出ない~!!」とならないように試験直前は喉のケアを大事にするのがおすすめです。
ぺろよしは試験前から加湿器をつけたり辛い物は控えたりしていました。
あとはのど飴などを直前まで舐めて潤しまくっていました。
持参したのは龍角散のど飴プロポリスキャンディー。プロポリスは慣れてないと苦手な方はキツいかもしれませんが、効果バツグンで喉がスッキリした状態で試験に臨む事が出来てよかったです。会場では大きな声は出せませんが、水分もしっかり補給して発声ばっちり状態にしておきましょう。


◆【造形】主線の色はどうする?

主線というのは絵の輪郭の線の事です。
茶色かこげ茶か黒か何色にするといいのかぺろよしも悩みまして、最終的に「茶色」にしました。ここでちょっと茶色とこげ茶でそれぞれ主線を描いた絵を載せてみます。どちらもトンボ色鉛筆使用です。

こげ茶(左)と茶色(右)の違い


当たり前ですが「こげ茶」の方がくっきりはっきりしていますね。(影が入ってしまってすみません)
ここからは完全に個人の好みや主観の話になりますが、

主線が「こげ茶」の場合
・線そのものがくっきりしているので絵にメリハリが付く
・見直し時の主線の描き足しが少なくなる
・絵の印象が少し固く見える

主線が「茶色」の場合
・塗る色が濃いとその色に負けてしまう…かもしれない
・見直し時の主線の重ね描きが必要かもしれない
・絵の印象が柔らかくなる

などのそれぞれメリットデメリットがあります。これはもう本当に好みやご自身の筆圧の高さに左右されますので、どちらが正解か不正解かはないと思います。そしてトンボ以外の他の色鉛筆であっても発色の違いがありますので、自分が「いいな」と思った色で大丈夫です。
明るくカラフルな印象の絵の方が好まれる造形試験という観点からぺろよしは描き足しのデメリットがありつつも「茶色」を選んでいました。筆圧も高い方なので「こげ茶」だと「ちょっと濃いかな」という気もしたので。

また、主線用色鉛筆は二本持っていく事をお勧めします。
鉛筆削りを使う時間の節約の為です。貧乏削りでもいいですよ~!


◆【造形】机は案外狭い

造形で使う机について、そのスペースは実は広くなかったりします。
大体実技試験の会場は大学や高校などが多いですよね。ぺろよしの時も高校の教室に20名ほど集められて学校机に座って造形試験が行われました。

懐かしの学校机

筆記試験の時は受験票・筆記具・時計くらいで長机を割と広々と仕えたのですが、造形試験の時は受験票・色鉛筆セット・時計・解答用紙と問題用紙を置いてしまうとスペースがかなりキツキツというパターンが多いです。ついでに会場が大学だと机が斜めタイプだったりもするかもしれません。
そんな事情を加味した上で、いかに道具を省スペースして使いやすく配置するかを前もって考えておくとストレスなく受験が出来そうです。
特に色鉛筆を入れるものに関してはご自身の使いやすさ取りやすさを第一に選んでみてくださいね。

・無地タオルに平置き
(転がらず取りやすい。ややスペースは取られる)
・100均駆使
(中がタオル地になっている傘入れや、スリムタイプのペン立てなど)

なんかがよくお勧めされているようです。(ぺろよしはガーゼタオルに平置きしました)勿論色鉛筆が入っているアルミケースをそのまま使っている方も当日いらっしゃいました。



◆【全般】試験までにやっておきたい事

当たり前すぎる事ばかりなので、あえて書かなくてもいいかなと思ったのですが念のため書きます。

①体調管理

体が元気でないと試験にチャレンジする事すら出来なくなってしまうかもしれません。直前になればなるほど「もっと練習しないと!」という焦りも出てくるかもしれませんが、早く寝る事を心がけて無理せず健康第一で過ごしましょう。
ぺろよしは造形練習で手に疲れが出てしまったので、前泊した時にリラクゼーションサロンでハンドマッサージを受けてとても気持ちよかったです!アロマオイルの香りでもリラックス出来ましたし、時間に余裕がある方は行ってみてもいいかもしれません。

②会場へのアクセスの確認

会場へはどのルートで行くのかも事前に下調べしておきましょう。行ってみたらコンビニすらなかった…とならないようにエイドステーションの有無や、会場まで徒歩どれくらいかかりそうなのかも見ておくのが大切です。
音楽を受験される方は会場に行くまでにストリートピアノや早朝から空いているスタジオなどピアノを触れる環境かどうかも調べておくといいかもしれません。
ぺろよしの様に造形と言語の空き時間が3時間ほど開く(受験者が多いとそれ以上)というのもあり得ますので、その間の時間つぶしをどうするかも念頭におくといいと思います。(会場を出て入れるカフェや練習できるカラオケスペースなどを調べる等)
また、前泊される方は最寄りのコインロッカーの有無も調べてほしいです。駅にコインロッカーがあれば荷物を預けられるので身軽に受験も出来て便利です。(ただし他の前泊している方で空きがないというのもあり得ますので注意です)

➂持ち物のチェック

持っていくものは色々ありますが私が持って行ってよかったなと思うものを書きます。

・ボールペン
造形試験の解答用紙に受験番号や氏名の記入がありました。忘れている方も多かったので持っていきましょう。ガイダンス時に試験の注意事項が書いた冊子が配られますのでその確認にも役立ちます。

・上履き
受験票に「上履き」とあったら用意が必要です。
特に試験官と向き合う言語では足元が見えるのでキレイめな方がいいかなと思いぺろよしが選んだのはこちらです。

コンパクトに折りたためるし、ソフトクッションなので足もそこまで痛くなりませんでした。よくあるスリッパでも悪くないのですがつんのめったり脱げると不格好なので、かかとまであるタイプのものがおすすめです。
余談ですが会場にはあの緑の便所スリッパの人もいたんですよね…びっくりしました。

・イヤホン
イヤホンがあれば待機時間中に録画しておいた言語や音楽の動画も見れますし、好きな音楽を聴いてリラックスも出来てよかったです。

その他は小腹がすいた時につまめる食べ物やお菓子(手が汚れないもの)なんかがあるといいですね。甘いものを口に入れるとちょっと緊張も和らぎます。

◆まとめ


実技試験の緊張感はある意味筆記試験以上のものです。自分の試験時間が刻一刻と近づくとドキドキ…造形で手が震えてドキドキ…待機スペースで他の人のお話やピアノにドキドキ…とにかく緊張の連続だと思います。
そんな時には無理に「落ち着かなきゃ」と思うより「私緊張してるんだ!」と受け入れてしまってください。ぺろよしも緊張しいで試験本番では色鉛筆を落としたり手が震えてしまったり、「おしまい」が言えなかったりと色々ありましたが「最終的にこれだけ練習したんだしなるようになる!落ちても死なないし!!」と開き直って臨みました。終わってしまえば試験はあっという間です。どうか緊張に押しつぶされる事なく、皆さんがベストを尽くせるよう応援しております。

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